私が君の傍にいるから＊answer song＊

傍に ページ29

Aside


何も無いところに私1人だけが立っていた


あてもなくただ歩いていると


スンチョルの姿が見えた


スンチョルに追いつこうと私は走った


でも、走っても走ってもスンチョルは遠ざかっていくばかり


A『スンチョル？』


A『スンチョル！！！』


何回も大きな声で叫ぶがスンチョルの元へどうしても辿り着けない


A『スンチョル！！』


A『スンチョル置いていかないで！！』



A「ッスンチョル行かないで！！！」


SC「A！！」


A「、、スンチョル？」


スンチョルに強く抱きしめられて安心したのか自然と涙を頬を伝っていく


A「ッスンチョル、スンチョル、、」


SC「どこにも行かないから泣くな」


その言葉を聞いて余計に溢れ出てくる涙


SC「あぁ泣くなって言っただろぉ」


手で私の涙を拭ってくれるスンチョル


そうしてしばらくの間スンチョルは私が落ち着くまで背中をさすっていてくれた


A「ん、、もう大丈夫だよ心配かけてごめんね」


SC「いや、俺の方こそごめん気づいてやれなくて」


A「？」


SC「これ」


スンチョルが持っていたのは、私が作った詩が書かれた紙だった


A「あ、、、」


SC「、、、遅いかもしれないけど全部話して欲しい」


A「うん、、、」


そして私はスンチョルに黙っていたことを全て打ち明けた


SC「、、辛かったよなごめん」


A「ううん、言わなかった私が悪いんだから謝らないで」


ずっと俯いているスンチョルにそう声をかけた


SC「ん、ありがとう。Aはもう少し休んでろ、俺医務室の先生呼んでくるな」


と言って立ち上がったスンチョル


そして


SC「俺も傍にいるから」


と去り際に私に詩を書いた紙を渡して出て行った


渡された紙に目を落とすと、最後に文が付け加えられていた


우린 정말 무슨 일 있어도
僕達は どんな事があっても絶対に

언제나 그랬듯 함께 있을 거예요
いつもそうしてきたように 一緒に居続けます


それはスンチョルの字で書かれたものだった



【Smile Flower】
(https://youtu.be/PFCQiURzLkk)


【日本語訳付き ここす。様】
(https://youtu.be/GJ2gTr_7qKk)

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