苦くて甘い ページ19
その後2人で色んなことを話しながら、ゆっくりご飯を食べる
お酒も買ってきてくれていたので、食後にソファーに並んで座りながら晩酌をする
全くお酒に弱くないはずのスンチョルが、なぜか何も喋らないでいるので
A｢ほんとに広いよねこの家、テレビまで付いてると思ってなかったㅋㅋㅋ｣
と、一人暮らしには勿体ないほど大きいテレビを付けて静寂を誤魔化す
すると、丁度、音楽番組がやっていてSEVENTEENの後輩ナムジャドルのパフォーマンス中だった
A｢わぁぁノムキヨウォ、、｣
女の子のように可愛い子がアップで映ったので思わず声に出してしまう
その時、スンチョルがリモコンを素早く取ってブチッとテレビを消した
A｢あぁーースンチョルや何で消すの｣
またつけ直そうとすると、グッと腕をつかまれてソファー押し付けられるような体勢になる
SC｢ダメだ、今は俺だけ見てろ｣
今まで聞いたことのない低い声で私の目を見てそう言うスンチョル
A｢、、スンチョル？｣
するとそのまま私を抱きしめるような形で覆いかぶさってくる
SC｢はぁ、、、会うの久しぶりだからほんとはAと2人で話したかったのに、Aは皆となんか仲良さそうに楽しく話してるから、邪魔したくなくて、、俺、ずっと我慢してたんだよ、、それなのにAディノの頭まで撫でるし、、他の男に可愛いって言うし、、｣
SC｢、、、俺のAなのに｣
そう小さな声で言って私の肩に顔を埋めてくる
A｢ごめんねスンチョル、、気づいてあげれば良かったのに、、｣
ぎゅっと抱きしめ返すと
SC｢あぁーー何で俺泣いてるんだよぉ、ㅋㅋ｣
パーカーの裾で涙を拭うスンチョル
A｢、、、スンチョル？大好きだよ｣
スンチョルの頬に手を当てながらキスをする
唇を離すとスンチョルは驚いたような顔を浮かべてから
SC｢俺も｣
と言って私にキスをしてきた
なんだかそのキスは苦いようで甘い
そんな味がした
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MARO(プロフ) - 宮瀬さん» 宮瀬さん、凄く嬉しいです（ ; ; ） こちらこそ、めちゃめちゃ書く励みになります、、本当にありがとうございます、、！！ (2023年1月2日 11時) (
レス) id: 48214e63fa (このIDを非表示/違反報告)
宮瀬(プロフ) - 本当に大好きですありがとうございます… (2023年1月2日 5時) (レス) @page12 id: 94234c7708 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：MARO | 作成日時：2022年12月29日 9時
