結婚したのが間違えだった【爆豪勝己】 (ページ8)

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『自分中心で世界が回ってると思わないでよ。

なんで結婚して1年目まではちゃんと2人で家事分担して頑張ってたのに、

2年目になってからすれ違うようになって、
顔合わせては喧嘩して、仲直りは私から。

おまけに家事は私に全部押し付けて、
家事もやりつつNo.4としての重さに押しつぶされそうだったのに、
勝己は1人でNo. 1だけを背負って、私は？

私たち合わないんだよ。どちらかが変わんなくちゃ。

でも、私はもうこれ以上頑張れない。
ヒーローをやめろって言われた時は殴ろうと思ったよ。でも、殴れなかった、勝己を失うのが怖かったから。

でも、勝己が私が必要ないならいいよ。別れよう。

もう疲れたよ。』

「…」

『困ったらすぐに無言になって私に押し付ける。』

もう別れてやる

「…悪かった…」

『…え』

「お前のことを考える暇が俺にはなかった。

No. 1を死守するのに必死で、周りが見えてなかった。

お前に背負わしすぎた。悪かった。」

…ずるいよ。

そうやって、私は許しちゃいそうになる…

『…これからもうしない？』

「しない。約束する。」

『もう、一生しないでね。』

「ああ、わかってる。」

「…離婚…したくねぇ」

『私も、したくないよ…』

「…家、帰るか。」

「うん。帰ろっか」

やっぱり、私はこの人をずっとあいしてる。