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＊
「貴様何故そこにいるのだ」
真夜中の12時頃の話だ
周りは暗く灯がついている家は何処にも無い此の時間｡唯一の光といえば月の明るい光とぽつんと立っている電柱の光のみ
その2つの光が2人を明るく照らしていた
ふわりと美しく舞っている黒髪に白い毛先､鋭く光の無い黒目で眼光で少女を見下すのは芥川龍之介｡彼はポートマフィア所属の構成員
芥川の目線の先には赤子がいた
見た目では1歳にもなっていない赤子が引越し用のダンボール箱の中に
その空間には芥川とその赤子しかいなかった
赤子は芥川を微動だにせずちょこんと座り込んでいた
赤子は芥川をじっと見つめ彼をよく観察する
純粋な潤んだ目で芥川を見続ける
そして花が咲くようにぱああっと明るい表情へと変わる
そして赤子の一言で場がいっぺんする
『ぱぁぱ!!』
可愛らしい声が芥川の耳の中で響き渡る
そして芥川は動きがヒシリと止まりその場で固まってしまった
数秒後芥川はパッと意識が戻り赤子に呆れた顔を見せる
「貴様､何を云っておるのだ｡僕は貴様の父親では無い｡」
赤子は芥川の言葉を理解したのか目が潤み始めぽろりと涙が浮かぶ
『ぱぁぱ・・・？』
掠れた声で芥川にもう一度言うものの芥川はシカトして赤子の事を無視していた
芥川は後ろを振り向き赤子から去ろうとする
『ぱぁぱ〜！！』
赤子はそう叫び泣き始めた
之には芥川もビビり仕方なさそうに赤子の元へと戻る
芥川はダンボール箱の中にいた赤子を持ち上げ抱き上げる｡慣れた手つきで赤子の背中をポンポンと叩く
すると赤子はピタリと泣きやみ機嫌が良さそうに笑い出す
芥川はダンボール箱の中に戻そうとしたものの赤子の嬉しそうな笑顔を見てしまい戻しづらくなってしまった
ハァ・・・とひとため息ついてから赤子にこう声を掛けた
「仕方のない奴だ｡暫くの間僕が引き取ってやろう。」
赤子は芥川の言葉に応答するかのよう
『あーい！！』
と大きな声で返事をする
こうして芥川の育児生活が始まろうとしていた
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ニコ(プロフ) - 中原マミーとやつがれパピーは草www (2022年1月16日 2時) (
レス) @page6 id: 3cff96fe75 (このIDを非表示/違反報告)
ミカンﾁｬﾝ(プロフ) - 中也ままがツボwwwww夜中だから変なツボ入ったwwww (2021年12月22日 23時) (レス) @page6 id: bf3a83fab0 (このIDを非表示/違反報告)
あ - 白狐さん» それなですなぁ (2019年7月26日 22時) (レス) id: fe6437d156 (このIDを非表示/違反報告)
kuro(プロフ) - とても面白くて続きが気になります！更新頑張って下さい！(p｀･ω･´q) (2019年4月27日 23時) (レス) id: f9572c4e12 (このIDを非表示/違反報告)
レイ(プロフ) - すごく面白くて好きです！！更新止まってるのは残念ですが、頑張って下さい！ (2019年1月3日 21時) (レス) id: fc07deccbe (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちろっと | 作成日時：2018年5月20日 12時
