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逃走 ページ49
「全員、静粛に！生徒会執行部である！このドリフェスは、学院の許可を得たものではない！夢ノ咲学院校則第四条により、主催者および観客を処断する！」
と、蓮巳先輩がメガホンを持って話し始めた。
そして、なぜかこちらを向く。
「大神、雨宮のそこの2人。生徒会室に来い、その話詳しく聞かせてもらうぞ。姫宮と仲が良いから来るのを許可したが、そちら側の人間だったとはな。」
僕を見て蓮巳先輩が言う。そちら側…とはどういう事なのだろうか…。
「チッ…。俺様が簡単に生徒会室なんかに行くかよ！！」
そう言って大神先輩がこちらに向かって走ってきた。
ぶつかると思って目を瞑るが、衝撃は一切こない。
その代わり浮遊感を感じるのはなぜか…。まさかと思って目を開ける。
『うわぁ！？』
「うおっ！？急に大声出すんじゃねぇ！！」
『ご、ごめんなさい！』
大声を出してしまったことを咄嗟に謝る。
でも、あの一瞬で先輩に抱き抱えられていたことに驚いてしまったのは仕方がないと思う…
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かの(プロフ) - 早く続きが見たいです (2022年9月16日 0時) (
レス) id: dd2e4eaf70 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：もか＊ | 作成日時：2022年7月16日 18時
