幼馴染みが轟さんといつも一緒にいる件 (ページ5)

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4話：ニヤリッ！！ページ5

～時は飛んで二学期の最後～

A：「決戦の時が来た！いざ行かん先生の元へ」
焦凍：「あぁ、今日は『願書作成願い』の提出か…」
A：「うんっ！私頑張るね、焦凍♪」
焦凍：「あぁ、頑張れ！もし受理されなかったりしたら、俺が直談判してやるからな」
A：「ありがとう、焦凍大好き♡」
などと話をしながら登校した。

先生に『願書作成願い』を提出した。もちろんハッキリとボールペンで『雄英高等学校ヒーロー科』と書かれたものを。
先生は願書作成願いを受け取りその文字を見るなり「はぁ」とため息を付いた。
その時私はつい、「ニヤリッ」と笑ってしまった。

帰り道で焦凍に無事作戦が成功したこと、一緒に受験に行けること、焦凍と一緒に居られるということなどを報告すると焦凍が私を抱きしめた。
そしてひたすら「よくやった、偉い」と褒め続けてくれた。
ホントはどう思ってるんだ？ふとそんな疑問が湧く。まぁ、焦凍に限って嘘はないと思うけど…

個性を使い、焦凍の心を聞いてみる
(よくやった。A、お前は偉い。これからもよろしくな。)

もう、焦凍って少し言葉が足りないよ…。
全部言われてもキュンキュンして困るけど…。

久しぶりにいつも隣にいる幼馴染みがかわいく見えた。