幼馴染みが轟さんといつも一緒にいる件 (ページ33)

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28話：なんか元から個性があったんじゃ？ページ33

あ、なんか今病院に居るんですけどね…。

お母さん、不機嫌。焦凍も…不機嫌なんです。

事の始まりは焦凍と私に天候をいじる系の個性があるんじゃないか？って話から病院に行こうってなったのが始まりなんだ…。

家に診察券とか取りに行ったんだけど…。

母：「そう…。個性の事気づいてしまったのね…。でもコレは渡せない」

と診察券を渡してくれない母。

母：「コレを渡せばAは冷さんの様な運命を歩んでしまう…。」

A：「どうしてっ！どうしてお義母さんの様になるの？」

母：「あなたは覚えていないの？あの人が言ったことを」

A：「お義父さんが言ったこと…。お父さんの個性が出れば婚約すること…」

母：「そう、お父さんの個性が出ればあなたは焦凍くんと婚約しなければ行けない…そしたら…そしたら…」

そう言い泣き出す母、そこに焦凍はここ言った。

焦凍：「俺は、クソ親父のようにはなりません。…絶てぇ…なりません…」

…と。

その後母は渋々受け入れ、不機嫌だが診察券を持って病院へ行くことになった。

焦凍もクソ親父の様な人生は死んでもならねぇっ！って言ってたから…お母さんに言われて少し機嫌が悪いらしい。

こっから先は無事でありますように…。

そう祈りながら私は病室の扉を開けた。