幼馴染みが轟さんといつも一緒にいる件 (ページ3)

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2話：絶たれる未来ページ3

何故焦凍が朝から受験校を聞いてきたのか…
恐らく今日、進路希望の面談があるからだ。
きっと焦凍は私が雄英を受けると言わなければ雄英の推薦を蹴っていた可能性があると思う。
面談は焦凍の番が終わり私の番となった。
先生：「透末はどこを受けたいと考えてるんだ？」
A：「えっと…、雄英を受けようと考えてるんですが…」
先生：「普通科か？だったらほかの学校の方がレベルが高いの知ってるよな」
A：「はい。それは知ってます。でも、私が行きたいのはヒーロー科なんd…」
先生：「やめろ！」
A：「え…」
先生：「お前の個性はどちらかと言えばサポート側じゃないのか。行くならそっちの方がいい。それなら雄英でなくてこっちn…」
A：「しかし、プッシーキャッツのラグドールだって私と似た個性ですよね！それにサポート科は装備の制作がメインです。戦闘の場に出ることは基本ありません。」
先生：「あぁ、そうだね。じゃあ透末は普通科に行くことでいいな」
A：「ヒーロー科です!!!」
カチンときて声を荒らげてそういった。
先生のメモにはしっかりと普通科の文字が書かれていることにまた苛立ちは大きくなっていった。

それが4月の始めの頃の出来事だった。