幼馴染みが轟さんといつも一緒にいる件 (ページ15)

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13話：いざ、試験③ ページ15

抱えた少年はというと…

おい、こいつ右腕と両足がウゲッ、って感じになってやがるぞ…。大丈夫か？

A：「だ、大丈夫？」

緑髪少年(←もちろん出久くんです)：「は、はい。」

A：「ただね、着地はヤバそうだから心配してくれない？」

緑髪：「えっ？えーーーー！？」

2人揃ってもうダメと思ったとき、茶髪の女の子(←お茶子ちゃんです)がとっさに私たちに触り、個性？で浮かして助けてくれた。

あれでもなんか変…

彼女は口元を抑えて

キラキラっとやってしまったのだ

キャパオーバーかな？

緑髪：「せめて1ポイントでも…」

えっ？えーーーー！？今この人せめて1ポイントって言った？

緑髪少年がフラフラしながらも歩き始めると…

マイク：「試験、終了ぉぉ！！」

あ、終わっちゃった……。
緑髪くん、ぜ、０ポイントなの…。
あ、会えないんだもう。なんか、悲しいな…。

みんなで最初に潜った門?から出ていった。

試験は終わり、焦凍と行きと同じように駅に向かう。

それでも私は緑髪くんのことがずっと忘れられないでいた。

せっかく頑張ったのに残念だな。入学したらいっぱいお話しようと思ってたのに…。

０ポイントなんて、落ちちゃったろうな…。
ん？ならポイントがあれば受かるんだ…。
あ、私がポイントあげればいいんだ!!

A：「焦凍、ごめん。忘れ物ぉーー!!」
焦凍：「Ｈ…」
勢いよく飛び出し、雄英高校へ再び向かう。

校門はまだ開いていて、私は職員室目掛けて走って行った。