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1話：幼馴染み ページ2
A：「おはよう」
焦凍：「あぁ」
いつもの会話だ。
私の隣で無愛想に返信をしたのが幼馴染みで彼氏でもある轟焦凍だ。
一方、異常に長い薄めの水色の髪を変わった髪型にまとめている私は透末Aだ。
ちなみにその変わった髪型が由来で、小学校の時はドーナッツというあだ名が付いた時期もあった。
普段は普通に話しかけてくれる焦凍が今は無愛想な理由は、きっと今は登校中のため周りに多くの生徒がいるためだろう。精一杯の照れ隠しだと思う。
焦凍：「A、お前はどこ受ける？」
A：「雄英受けようかなァって考えて るよ、焦凍は？」
こういう風に焦凍は話を人に振るのかいきなりなため、みんな話が着いて行けなくなってしまうのだが、幼馴染みの私は心配ない。
焦凍：「俺は推薦があるからお前と同じだと思う」
A：「じゃあ、受験日も同じかなぁ。よかった〜、知ってる人しかも焦凍がいて」
焦凍：「俺もよかった」
A：「うんっ！」
私のセーラー服がふわりとなびいた
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作者名：架月 | 作成日時：2018年5月13日 1時
