【ジョジョの奇妙な冒険・暗殺チーム】白銀の妖星

割れちゃった ページ17

『え………？な、何で…！』


踏んでいたのは私が持ってきていたサングラスだった。

粉々に割れている。

さっき怒って落としちゃったんだ…


メ「ん。」
『！』


サッとばれないようにカバンの中へ隠す。

するとその私の手首をメローネが掴む。


『な、は、離せよ！』
メ「泣いてるの？」
『は、はぁ〜！？な、泣くワケねぇしぃ！』


もう片方の手で眼をこする。


メ「泣くなよ…あ、もしかして嫉妬？」
『はー！？ンなワケねーじゃん！』
メ「もー可愛いなー！そういうトコロもあるんだなー！」


メローネはそう言い私に抱き着く。

…は、抱き着く？


『ちょ、こんなトコロでやめて！は、恥ずかしいからッ！！』
メ「じゃあリオレイアの部屋とかオレの部屋だったらいいのか？！」
『いやそういうんじゃあなくて…』
モブ男「リア充爆発しろ…」


ほら…

変な勘違いされてるし…………………………

リア充爆発しろって私がいつもリア充に言ってるヤツだし。


『リア充爆発しろ言われたから。』
メ「じゃあオレが排除しに行くぜ！」
『やめろ！』


ふぅーマジでビビった。

アレ…カバンがねぇ…………………………


メ「へぇー！サングラスばりんばりんじゃん！買わなきゃあ駄目だぜコレ。」
『…………………』


で、洋服屋に今いる。

何がいいかなー…たまにはスカートはくのもいいかもしんないし…


メ「あ、リオレイアー！コレとか可愛いぜ！！」
『えー！どれどれ！』


とか言って私は調子ぶっこいて見に行く。


『な、何コレ…』
メ「何って…洋服。」
『なんで胸元こんなに空いてんだよ！しかも腕とか腹とか露出しすぎだ！』
メ「え〜！…注文が多いぜ…」
『こんな服きて任務いったらこっちがドン引きされるぜッ！』
メ「えー！いいじゃあないか！相手を色気でメロメロにしてしまう恐怖の吸血鬼ヒットマン！リオレイア！…かっこいいぜ！」
『カッコイイとか可愛いとかの問題じゃあない！！』


とか口論しあって2時間後…

サングラスも買い、洋服も買ったのでアジトへ車を走らせた。

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