私の傘は。

四 ページ6

「え、タダ飯？」

？「うん。俺がつれてきたんだし。」



タダ飯わーい


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「(ｶﾞﾂｶﾞﾂ)」


「おかわり！」


？「あ、おれもおかわり」




タダ飯は美味しいな


ていうか隣のやつはなんで私と同じくらい食べてるの？

空腹に空腹を重ねた状態の私とだよ？

私の最高記録だよこの量



・
・
・

「お腹いっぱい」


？「もういいの？あ、おかわりー」



…こいつの胃袋やばいなぁ


？？「お、いたいた。」




？？「よう団長、相変わらずの食いっぷりだなぁ」



？「阿伏兎、なに？(ﾓｸﾞﾓｸﾞ)」




え。
団長？




……そういうあだ名かな？


私もそうよぼう





阿「嬢ちゃん用の服、見つかったぞ」


団「そっか。じゃあ着替えてきなよ」



「え、私？」



団「いつまでもそのボロボロの服はやだろ？」



・
・
・


「おーここの人たちとお揃い」



阿「似合ってるじゃねーか」



「えへ、ありがとうございます。…阿伏兎さん、ですっけ」



阿「ああ。嬢ちゃんの名前は？」



「Aです」



阿「そうか。それにしても嬢ちゃんは災難だなあ」



「ですよね。なので脱走手伝ってくれますか？」



阿「そりゃ無理だ。俺が殺されちまう。」



「ですよね〜」



仲間はゼロ！

つらい！



阿「まあ、次の星に着くのは3日後だし、その間人生を謳歌しとけ」



「私の人生あと三日間だけですか。」



阿「脱走すれば別かもだがな」



「そういって脱走の手伝いはしてくれないくせに。まあとりあえずこの三日間はタダ飯を楽しんでおきます」



阿「ハハ、そりゃいい」

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