私の傘は。

十一 ページ13

「え、お風呂あるんですか？」


阿「……団長、教えてなかったのか？」


団「だって、別に教えなくていいと思わない？」



よくないよー。



「今からでも入りたいんですけど。」


阿「入ってきたら良い。」


団「勝手に良いとか言わないでよ。まあ別に良いけどさあ。」


「わーい」


阿「タオルは中にあるから好きに使えば良い。」


「了解です」


団「ここで待ってるから早く上がってよ。」



相変わらず用心深い。




でもやっとこの汚い体を洗える……！



・
・



団「おそい。」


「これでも早い方ですよ。」


阿「嬢ちゃん、ちゃんと頭を拭かないと駄目だろ。」


「吉原に居たときはちゃんとしてたんですけど、もうめんどくさくて。」



阿「じゃあ、拭いてやるからタオル貸してくれ。」



「わーい」



団「阿伏兎お母さんみたい」



阿「うるさいやい」





お母さんかぁ。

懐かしいなぁ。



そういえば、小さい頃は花魁たちにも
こうして拭いてもらってたけ。



……またこうして誰かに拭いてもらうなんて
思わなかったや。





「ふふ」


阿「どうした嬢ちゃん」


「人生を謳歌してるなぁって、思っただけです」


_________________________

作者、
神威と阿伏兎を吉原炎上篇(アニメ)でしか見たことないんですよね。


(なんで神威落ち書いたって感じですけど。)


なので喋り方とか分からないです。

違和感を感じている方もたくさんいると思います。


すいません。
本当にすみません！


こればっかりはどうしようもないので、
目を瞑ってくれると幸い？です。

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