♂＋ ♀≒ 中村 (ページ4)

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過去話４ページ4

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「昔も今も、俺は変わらずギタリスト中村」

『今思ったけど、ギタリスト中村じゃなくてベーシスト中村じゃない？』

「ほんとじゃん、改名しよ」

『したところでだけど』

「小柳と西村に言っとく」

『まずあだ名のくだり覚えてなさそう』

「ギタリスト中村覚えられてなかった時悲しいからやめとくわ」

『あの２人の事だから案外忘れてる説ある』

「検証してやりたい。もし忘れてたら卒アルに髭生やす」

『ちょっとまだ卒アルのこやとにっちゃんには髭似合わないかな ... 』

卒アルに写る皆の顔はちょっと幼かったけど、千葉ちゃんがいないって事以外は何も変わらない。" 高校の友達は一生の友達 " ってよく言われてて、正直信じてなかったけどほんとにそうなんだなあって。今仲良い友達も高校の同級生だったりするし、友哉もこやもにっちゃんも高校からだし。あ～～千葉ちゃんの卒アル欲しいし千葉ちゃんの恋愛相談聞きたかったし千葉ちゃんの制服姿拝みたかった人生でした(もはやファン) 。

『何も考えてなかった高校生の時に戻りたい』

「いつ頃？」

『友哉と毎日遊んでた頃』

「ほぼゲーセンだったけど」

『ぬいぐるみとか取って貰って、それベッドに並べたり』

「お揃いのもん買ったり」

『靴下お揃いとかもしたよね (笑) 』

「初めてのペアルックが謎の靴下チョイス」

『ペアルックディズニーも制服ディズニーも楽しかった、戻りたみ』

「卒業する前のディズニーブーム凄かったから友達に会ったりして」

『私達が１番に行ったのに皆真似するから、２回目は友達と遭遇しちゃったってやつ』

「あったな、懐い」

思い出せばいつでも私の隣には友哉がいてくれて、友哉が幸せにしてくれてるし友哉が楽しくさせてくれてた。辛い時も傍にいてくれたし、思い出すのはほんとに友哉との思い出ばっかり。

『私の事好きになってくれてありがと、これからもよろしくね』

「急に何、怖い」

『返事は～～！』

「はいはい、もちろん」

『きゅーん』

こう見えて私は友哉溺愛人間なので、こう見えて常にキュンキュンしてます、こう見えて。今日も最高のきゅーんをありがと、これからも毎日きゅーんとさせてください。過去話すると秘話聞けるって新発見したから定期的に話振ろーっと。

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