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「体は大丈夫ですか？」
「同情？っていうか、話聞いといてよく私のところきたね」
侮蔑の表情でこちらを見るサランさん。
「そんなことは・・・」
「で、テヒョナが私を探してるから、会わせようと思ってきたんでしょ？」
「・・・はい」
「それどういうことかわかってる？」
「わかっているつもりです」
「わかってないよ。
わかってたら、こんなことできない。
テヒョナの彼女？それとも友達？」
私は、テヒョンさんのなんだったんだっけ。
私は、
「・・・わかりま、せん」
「なにそれ」
私はあなたの代わり、
「ごめんなさい。
サランさんはテヒョンさんに会いたくないんで」
最後まで言い切る前に頬を叩かれた。
「そんなこともわかんないでさ！私のこと探さないで！」
ああ、この人もまだテヒョンさんのことが好きなんだ。
「・・・テヒョンさんに、会いに行きましょう、」
空中で止まっているサランさんの手を掴んでそう言った。
「できない。今更会いに行けるわけなんかない。
第１テヒョナが、メンバーがそれを許さない」
「できます、テヒョンさんはまだサランさんのことが好きです。
私にこのことを任せてくれたのも、ジミンさんです」
「なんでジミナが・・・」
「探すことはジミンさんには言ってないです、でも多分気づいてます。
それでも止めないで、私をここにやったんです」
「そんな、」
「お願いします。一度だけでいいから、」
「・・・できないって」
「その後2人がどうするかは2人で決めればいい、だから一度だけでいいから、」
両手で掴んだ彼女の手を強く握った。
このチャンスを逃したくない。約束したから、
必ず幸せを連れてくるって、約束したから。
「・・・テヒョナが好きなの？」
好きです、大好きです。
こんなに人の幸せを望めたのは彼が初めてだった。
だから、
「ただの、・・・知り合いです」
笑いながらそう答えると、サランさんはわかったと小さく言った。
「わたしの連絡先教えておきます。都合のいい日教えてください」
「わたしが逃げると思わないの？」
「逃げないですよ。だってサランさんもまだテヒョンさんが好きだから」
その気持ちが一番わかるのが私でよかった。
「待ってますから」
私の任務も、もう終わる。
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●(プロフ) - alexandrite_bbcさん» なんでいつもそんなに嬉しいこと言ってくれるんですか！笑 本当にありがとうございます！ (2018年2月18日 0時) (
レス) id: a074edcd70 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - ●さん» じっくり読み返してつくづく思ったのですが、このお話、本当に名作だと私は思っています^^私、twitterでも占ツクでもかなりの数のお話を読んでますが、本当に素晴らしい作品だと思っていますのでこれからもじっくり読ませていただきますね^^ (2018年2月16日 16時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
●(プロフ) - alexandrite_bbcさん» いつも本当にありがとうございます！少し物語をサラサラ〜と進めすぎた感じが否めませんが、ここからどうにか頑張ります 笑！ (2018年2月16日 14時) (レス) id: a074edcd70 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 1から読み返して来ました^^テテ、どうなるのかな？更新とても楽しみに待っております^^ (2018年2月16日 12時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 胸がぎゅっと苦しいのがずっと続いてます( ；∀；)はぁ...どうなるのかな…更新楽しみに待っております！！ (2017年12月10日 6時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：● | 作成日時：2017年12月3日 20時
