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「あー、らー・・・」
目の前の鏡に目をやると、綺麗に揃えられたミディアムくらいの髪の毛。
それに、なんだか顔がいつもと違う。
「どした？可愛くなったね」
「いやなんか言葉が出なくて。
え？」
目の前で起きていることが認識できずに、もう一度鏡の前に自分の顔を近づけた。
「どうしたの？」
「お化粧してる、」
「うん、折角だったから、寝てる間に。何しても起きないから死んでるのかと思った」
「すごい、ですね」
未だ脳内が現状に追いつかず、言葉が詰まった
「放心って感じだね笑
Aちゃん元いいんだから、化粧の仕方教えてもらって今度から自分でできるようになるといいね」
「これが毎日できたら、多分今の1.5倍くらい毎日が輝く気がします」
「じゃあ輝かせましょう！」
流石美容師さん、髪の毛の巻き方から化粧の仕方まで全てをわかりやすく教えてくれた。
「これ、なんで塗るんですか？」
「それ塗ると顔が明るくなるんだよ、ドラッグストアとかで安く売ってるやつでいいから買ってみるといいよ」
あまりにためになる話で、携帯のメモに事細かに書いて言った。
「なんか凄いんですね〜・・・」
「わかんないけど、凄いんだね笑」
「はい、凄いんです」
「そろそろ終わった？」
ひょこっと後ろから顔を出したジミンさんに改めてお礼を言う。
「ありがとうございます。こんなやってもらっちゃって、これからちゃんと頑張ります」
「そうしてくれたら、俺も連れて来た甲斐があった。
あ、ジョングガ来たよ。連れて来ていい？」
「あ、それは、」
華やかに着飾った自分の姿が自分でもまだ恥ずかしくて、ジミンさんを止めようとしたのに時すでに遅しで。
「終わったん・・・」
鏡ごしに目があったジョングクくんは目をパチクリさせて言葉に詰まっていた。
やっぱり人間こうも極端に変わると、理解するまでに時間がかかるんだろうか。
「コン・・・ニチハ」
「なんで片言？笑 ジョングガどう？可愛いでしょ〜」
「・・・あ、はい」
「あれ、凄い素直」
私もてっきり変だとかキモいだの、ボロクソに言われると思っていたから拍子抜けした。
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●(プロフ) - alexandrite_bbcさん» なんでいつもそんなに嬉しいこと言ってくれるんですか！笑 本当にありがとうございます！ (2018年2月18日 0時) (
レス) id: a074edcd70 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - ●さん» じっくり読み返してつくづく思ったのですが、このお話、本当に名作だと私は思っています^^私、twitterでも占ツクでもかなりの数のお話を読んでますが、本当に素晴らしい作品だと思っていますのでこれからもじっくり読ませていただきますね^^ (2018年2月16日 16時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
●(プロフ) - alexandrite_bbcさん» いつも本当にありがとうございます！少し物語をサラサラ〜と進めすぎた感じが否めませんが、ここからどうにか頑張ります 笑！ (2018年2月16日 14時) (レス) id: a074edcd70 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 1から読み返して来ました^^テテ、どうなるのかな？更新とても楽しみに待っております^^ (2018年2月16日 12時) (レス) id: 35241c8ff2 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 胸がぎゅっと苦しいのがずっと続いてます( ；∀；)はぁ...どうなるのかな…更新楽しみに待っております！！ (2017年12月10日 6時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：● | 作成日時：2017年12月3日 20時
