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暑い、 しかも重い
「・・・あつ」
「あ、A起きたらダメだよ、風邪だから」
「・・・なんでテテ、テヒョンさんがいるんですか」
寝苦しさに目を覚ますと、わたしのおでこに冷えピタを貼ろうとするテテがベッドの横に座っていた。
「・・・テテだよ。まあ今はいいから、寝てて」
テテは少しだけ寂しそうに笑うと、飲み物とってくるねと私を残しキッチンに向かった。
それにしても暑いし、重いし、なんだろう
眼鏡が外されているせいでよく見えないが、多分布団が4枚くらいかけてある。
中には敷布団らしきものもあって、何が起こっているか分からず頭にハテナが浮かぶ。
重い布団を避けながら、体を起こした。
「あ！A！起きちゃダメだって」
キッチンからひょこっと顔を出したのはジミナで
テテとジミナが私の家にいて、あれ？なんでだっけ？
さっきまで洗濯したりしてて、で、外に出て、ジミナにあって
『Aが好きだよ』
途端に全てがフラッシュバックした。
そうだ、私は多分ジミナに告白？をされたんだろう。
そしたら後ろにテテが見えて、
急に意識が遠くなって、
「・・・運んでくれた？」
「うん、まえAに鍵もらってたでしょ、あれで入った」
「ごめん、もう大丈夫。だいぶ楽になった」
全て思い出したせいで、ジミナの顔がまともに見れない。
ただでさえ私にとっては一大事なのに、この場にはなぜなテテがいて、事をさらにややかしくさせる。
ベッドから起き上がり、コンタクトをつけようと洗面所に向かおうとした。
「寝ててって。怒るよ」
「人様がいるのに、このままってわけにはいかないから」
「テヒョナがいるから、眼鏡はやなの？」
「・・・そういうわけじゃないよ、ジミナに見られるのもやだよ」
「さっきこれでもかって見たよ」
さっき。
そうさっき、
もう一度頭の中で全てがフラッシュバックする。
洗面所へと向いた足をもう一度ベッドに戻し、布団にくるまった。
布団から少しだけ顔を出し、ジミナの方を見た。
「・・・なんでこんなに布団かけてあるの？」
「いやだってテヒョナが風邪の時はあったかくしなきゃって」
「これ敷布団だよ」
「そうなの？Aの家にあったやつ、とりあえず全部出しちゃったから」
ああ、通りで部屋が散らかっているわけだ。
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●(プロフ) - ぐう 大好きさん» ありがとうございます！！そう言っていただけるととてもがんばれます！: ) (2017年11月22日 0時) (
レス) id: a074edcd70 (このIDを非表示/違反報告)
ぐう 大好き - 面白いです！これからも、更新頑張ってください！ (2017年11月20日 14時) (レス) id: fb77e59d2e (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 描写がとても綺麗な文章で映画のワンシーンの様でした。とてもとても素敵なお話ですね。これからも更新楽しみに待っております(*^ω^*) (2017年11月10日 19時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
●(プロフ) - alexandrite_bbcさん» 惹き込まれるなんて褒め言葉が過ぎて、バンザイで喜んでます！読んで下さって本当にありがとうございます！！ (2017年11月9日 11時) (レス) id: a074edcd70 (このIDを非表示/違反報告)
alexandrite_bbc(プロフ) - 惹き込まれてしまいました。更新楽しみに待っております。 (2017年11月8日 11時) (レス) id: 1a1f2fe310 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ファサファサ翼 | 作成日時：2017年10月24日 22時
