第1回「はじめまして」 ページ1
こんにちは西川遥輝と申します。ご存知の方も、誰やおまえって方も、打ち切られるまでは連載が続いていくようなのでよろしくお願いします。
一応プロ野球選手です。だけど野球の話はあんまするなと言われたので言いつけ通りあんましないことにします。「西川遥輝のプライベートを暴こう！」みたいなコンセプトらしいんで。まぁ自由にやってくださいとのことですので自由にやらせて頂きます。
正直もうこの辺で切り上げたいけどまだかなりスペースが余ってるんで、なんでこんな仕事を受けるハメ…じゃなかったこのようなお仕事を頂くことになったのか、少し経緯を話そうと思います。
僕、ここ最近この週刊誌の記者にずっと追われてたらしいんですよね。飲みに行ったり遊びに行ったりするといつも同じ車が遠くにおったんですよ。よくある美女とのキャッキャウフフを期待されてたんやろうけど俺意外とそういうの皆無やから。仮にしたとしても撮られるようなアホな真似はしないから。そういうことなんでその記者は僕を狙ってる間死ぬほど暇だったらしいんです。そして俺に死ぬほどスクープがないから上司から日々キレられていて死ぬほど死にてえと思っとったらしいんですよ。
で、ある日死にかけの記者が車から降りてきて、僕に「お金払うんで美女と合コンしてくれませんか」って頼んできました。バカですよね。しかもその後テンパった記者が「あ、突然すみませんちなみに私こういうものでして…」って名刺渡して来てん。思わず声に出たわ。「バカなんですか？」って。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 82人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「プロ野球」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
聖也(プロフ) - ぴよりさんが占ツクに戻って来た事に嬉しさを感じる自分がいる…。 (2018年10月2日 23時) (
レス) id: 34ecd099f6 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ぴより | 作成日時：2018年10月1日 17時
