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部屋に着いた。否、連れてこられた。
コネシマさんの部屋は物は少なかったが読書家なのか様々な書籍が揃っていた。
｢あの…、｣
少しだけ、危険な香りがした。
だって、扉を閉めたコネシマさんは少しだけ笑っていたから。
_______________さっきの人と、同じような。
｢…思ったより早く会えて良かったわ｣
｢え、｣
｢シャオロンが行った後に俺も行こう思っててん｣
先程の親しみやすい笑顔とは違う含んだ笑み。
｢でも、ちょうど会うとは思ってなかったからなぁ。いやぁ、Aの部屋だとロボロ見とるやろ？それは困るねん。俺だけが独り占めしたいやん｣
じりじりと近づいてくる。
それに比例して私も後ろに下がる。
視界に映ったのは血が滴る左手。
｢何、やって…｣
その瞬間、扉付近が凍りついていく。
あの時と同じように、冷え込んでいる。
｢これで俺が解くまでここからは出られへんで｣
｢…な、に言って…どうして…｣
先程の態度も全て計算されていたのか。
冷えからか恐怖からか分からない震えた。
その表情を見てコネシマさんはさらに笑みを深めた。
逃げなきゃ。
でも何処へ。
どうやって。
思考を止めないように。
そして、足も止めないように。
｢あ、…｣
｢ほんま、可愛ええな｣
押される。バランスを崩して倒れ込んだのはベッドの上だった。
｢…っ、｣
｢俺もショッピもな、傷つけるのが好きやねん｣
上にはコネシマさんの顔。
髪で影になってしまい表情が読み取れない。
しかし、脳が警鐘を鳴らす。
これ以上はダメだ、と。
ゆっくりと首に手がかかる。
｢ほんま、綺麗な首やな。こんな綺麗なところに跡がつくなんて…｣
_______________興奮するわ。
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優兎 - ファァァァァァ!!!!!!!!!(至福のブリッジ) (2021年9月11日 20時) (
レス) id: c9c6e784ca (このIDを非表示/違反報告)
秋扇(プロフ) - おれたぬきさん» コメントありがとうございます…！ 楽しんでいただけているようで何よりでございます、これからもどうぞよろしくお願いします…！ (2020年10月4日 19時) (レス) id: a73cd4cc12 (このIDを非表示/違反報告)
おれたぬき - はぁ…(幸せのため息) (2020年10月4日 19時) (レス) id: 3f15dcefd5 (このIDを非表示/違反報告)
秋扇(プロフ) - 奏さん» 恐縮です…ありがとうございます…！ 今後とも楽しんでいただけたらと思います！ (2020年8月29日 8時) (レス) id: a73cd4cc12 (このIDを非表示/違反報告)
奏(プロフ) - くぁwせdrftgyふじこlpgz4nb旗NASA((((((神すぎて語彙力が亡くなりました (2020年8月29日 8時) (レス) id: 31caf2c9fb (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：秋扇 | 作者ホームページ：https://odaibako.net/u/sasamegoto0401
作成日時：2020年8月13日 23時
