無線と盗聴【現在】 ページ46
降谷side
「あぁ、すいません。作戦をねってましまが具体策はまだ」
阿久根が本当はデストリーの人間なのでは?
「まぁ、聞いても意味ないと思うが嬢ちゃんは何か思いついたか?」
「意味ないってなんですか」
「ガキだから」
「阿久根さん酷すぎ」
「まぁまあま、2人とも落ち着いて。まぁ、軽口叩けるくらいには落ち着けてるって事で」
「奴らの行動がわかればなぁ、そんな都合の良い話なんてないよな」
甲斐が自分で言って取り消した。
「無線とか奪えたら良いですけど難しいっすよね〜」
Aさんが呟く。
「あれ? 周波数とかが合えば無線って盗聴できるんでしたっけ?」
「出来なくはないです」
「ですね」
「俺は弱いけどな」
期待の眼差しで俺を見つめるAさん。
「やってみますか。阿久根さんか甲斐さん、経理課と言えども無線機くらい携帯していまよね?」
「まぁ、一応」
「はい」
「では、香川さんはご自身の、僕は阿久根さんのをカスタマイズしましよう」
「はい」
Aside
なんか、ドラマとかでみた事はあるけど、なんか全然違う。
黙々と作業をこなす零さんと香川さん。
"院内にいる人間は全員確保した。もしまだ、院内に人間がいるなら今すぐにホールにこい。命が欲しければ広場にこい。見逃してやる。だか、出てこなかったらわかるよな? 期限はは20分だ。それだけあ」ばどこからでもホールまでこれるだろう"
バーーーン
その後に銃声がした。
キャーーー!
悲鳴も聞こえた。
一瞬、肩が、ブルリと震えた。
これが、これから私達が立ち向かおうとしている相手。
拳銃を所持している。
もしあしたら、ナイフも持ってるかもしれない。
手榴弾とか、C4とかもっとヤバいのとか。どうしよう。どうしよう。
危ない。零さんが僕が、阿久根さんが、香川さんが。
「Aさん? Aさん!!」
「ひええっ!」
「そんな声出さないで下さいよ、僕ですよ。オバケじゃないです」
「れ、零さん。。」
「今の放送で不安になった?」
「えええ、なってないです。相手が拳銃を所持してるとかもしかしたらナイフとかC4とかもっとヤバいの持ってるんじゃないかとか想像してないですから!!」
「大丈夫、僕が君を助けるから」
そそそそんなキザな台詞を面と向かって言わないで下さいっ!!!!!! 勘違いするじゃん。
「おい、ハム。できたか?」
「えぇ、できました。なんとか、聞こえます。ただ、1人分の声しか聞こえないですね」
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英 優美(プロフ) - 一夜さん» 誤字すいません 汗 ありがとうございます!! 頑張って更新していくのでこれからも応援してくださると嬉しいです(((o(*゚▽゚*)o))) (2017年4月19日 15時) (レス) id: b3edc07717 (このIDを非表示/違反報告)
一夜(プロフ) - 所々ある誤字が気になります、でも作品自体はとても読みやすくて凄く面白いです!更新楽しみにしています!頑張ってください! (2017年4月19日 12時) (レス) id: 51c5ddc8ab (このIDを非表示/違反報告)
秋瀬麗香 - 私は「」の前に名前つけないほうがいいと思いますよ。名前をつけるのはいわゆる台本書きというもので、あくまでもこれは小説なので。名前がついている作品は誰が話しているのかわからないからつけているので区別がつくこの作品には必要ないと思います。 (2017年2月26日 15時) (レス) id: 128b0735b5 (このIDを非表示/違反報告)
あいり - アドバイスなんですけど、「」の前に、名前を表示したほうがいいと思います。私、2年くらい読んでいるんですけどほとんどの小説は「」の前に名前が表示してあったので・・・・・ (2017年2月2日 16時) (レス) id: b20c59240a (このIDを非表示/違反報告)
英 優美(プロフ) - ありがとうございます!! これからも頑張って更新していくので引き続きご愛読頂けると幸いです(((o(*゚▽゚*)o))) (2016年11月8日 23時) (レス) id: b3edc07717 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:英 優美 | 作成日時:2016年6月26日 0時