アルバム 3 ページ8
「次会うとき渡そうって思ってたらあの事件」
「お姉ちゃん……」
「大丈夫だ。オメェーはオメェーだ。いつか必お姉さんの仇を、オメェーの仇を討ってやるからさ」
じゃあな。
そう言って工藤君は帰っていった。
茶封筒を見ると他にも写真があった。
お母さんに抱かれている写真。
お父さんに抱かれている写真。
私にもあったんだ。
気付くと写真が濡れていた。
暖かいものが頬をつたった。
博士も気をきかせて研究室へと消えた。
「お姉ちゃん。お母さん。お父さん……!」
久しぶりに声を上げてないた。
「ありがとう。みんな……」
茶封筒には手紙も入っていた。
お姉ちゃんは何処まで知っていたんだろう。
手紙の糊は剥がれてないから工藤君は中身を見ていないという事。
わざと工藤君の前に落としたのかな……
。・*・:♪。・*・:♪
#コナンまじ快深夜の真剣制作
お題 : アルバム
形式 : 小説
キャラ : 探偵団+博士
。・*・:♪。・*・:♪。・*・:♪
今回はアニメver を元にしました!
銀行員とお客さんとして会っていて、
何処かのタイミングで明美さんが落としてコナンが拾って……
みたいなワンダーなおはなしでした。
最後までお読み頂きありがとうございます。、
よかったらまた読んで下さい!
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作者名:英 優美 | 作成日時:2016年8月28日 2時