私の秘密基地

13 ページ14

.


龍友side







いつも通り仕事をしていた



今日はAこんねやなーと思っていたら扉が開いた








ガラガラっ






誰やねん、ノックくらいせえよそう思いながらドアの方を見るとAがおった






いつもやったらノックするんのになと思いながらよくみてみたら






息遣いも荒く、しんどそうだった。









頭が痛いって言ってたけど多分これは熱もありそうやな






だからベットに寝かせた





龍『おでこ触るで』

といっておでこを触るとちょっとビクッとした







おでこを触ると案の定熱っぽかった






体温計を探しに少し離れて、熱を図ろうとして戻ったらしんどそうに寝ていたA






そっとしておくか、とりあえず氷まくらをして布団をかけておいた









するとギュッと僕の袖を掴んできた









寝ぼけてんのか？









「い、かない…で」









怖い夢でもみてんかな、可哀想に






多分この子にはいま僕がおらなあかんのかなっと思い椅子に座っていて

気づいたら僕も意識が飛んだ




.





.

14→←12

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す