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30話 ページ35
【A】
虎太郎の試合が始まってからもう、30分たっている。
なのに雛がまだ来ない。
『....雛、遅いなぁ』
ア「ほんと!榎本の試合始まって結構たってるのに。」
健「あっ、瀬戸口さん、こっち」
そう、愛蔵のお兄さんが声をかけた方を見ると、雛が試合を気にしながらこちらに駆け寄ってきた。
雛「試合は?」
山「前半終了間際に一点入れられて、そのままだよ」
山本先輩がカメラを手にしながらそう、答えた
ア「何やってたの。遅かったじゃない」
雛「なかなか、ミーティングが終わらなかったんだもん」
雛は首をすくめながら答えた。
ア「抜け出せばよかったのに。」
そんな会話をしていたら、まわりからワッと声があがったので、私達はグランドの方を見る。
虎太朗がディフェンスを抜いて駆け出す。
それを、相手チームの選手が、かなり強引にとめようとしていた。
雛「あっ!」
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作者名:りる | 作者ホームページ:http://uranai.nosv.org/u.php/hp/141104261/
作成日時:2021年1月23日 9時