彼氏に子供が出来たと告げたら音信不通になりました(skt)

話し合い ページ14

数日後

ﾋﾟﾝﾎﾟｰﾝ


インターホンを押すと前回よりも早く足音がしガチャりとドアが開く




中からは部屋着…ではなく私服の坂田が出てきた
さ「いらっしゃい！寒い中来てもらってごめん
　 な！！」


前回とはまったく…違った対応に驚いた




数日間でこんなに変わるのか……




と少し感動していた





靴を脱いでいる間、ずっと後ろで待ち構えていて、部屋も片付いている




リビングにつくと座ってとソファに座るよう薦められた




ほんとにどうしたの……？



前回とは違った不安がつのる



坂田は横に座ると少し気まずそうに下を向いてうじうじしていた、

と思ったら急にこちらを剝いて




さ「ホンマにごめん！！！！」


と勢いよく誤った


『、…え？』




突然の事で理解出来ない様子の私に坂田は慌てて付け足す


さ「あ、、そのこの間の事な！！


　 Aは俺の事思ってやってくれてたの
　 に俺酷いこと言うたやん……
　 めっちゃ反省してる、ごめんな」


シュンとして言う様子はまるで捨てられた子犬のようで、


『…、ﾌﾟｯ……ｱﾊﾊﾊﾊｯ』

さ「、、！え？！」


なんだか少しその様子が懐かしく感じて思わず笑ってしまった


さ「なんで笑うん！？俺真剣やねんけど！」

『ごめんね(笑)
　ちょっと懐かしくなって、坂田とこういう風
　に話すの』


そう言うと坂田は少し目を見開いた後目線を下げた

さ「あー…、ごめんな、最近Aに酷いこと
　 しかしてへんなぁ……






　 あ！でも償い！って言うたら変やけど…
　 これから今までの分は取り戻すから！！」



そう言ってくれる坂田に安心して


『うん、信じてるよ』

そう言って笑いあった。

久しぶりに坂田と笑ったな…



＿＿＿＿＿＿＿＿


その後坂田とは今後について話あった




と、言いたい所だったが坂田から

活動の事やリスナーの事、色々と俺だけで決めていい事じゃないことが沢山あるから今後についてはまたメンバーに伝えてから話し合いたい

と言われ、決めるのはまた今度になった
しかし、

さ「あ！でもたとえ反対されても絶対に
　Aと子供は守るから！！」



と宣言された


その後は適当にテレビを見たりお茶したりなどお家デートを楽しんだ






しっかりと話合う事はできなかったが彼なりに考えてくれた事が嬉しくて、今はそれで十分だった

これでやっと二人で前に進める。
これからは順調にいく









と、思っていた

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