日常 ページ3
「ねー Aー」
「何、亮ちゃん」
すると、亮がAに抱き着いてきた。
「ちょっと亮ちゃん！」
「ん？」
「ん？ じゃないでしょ！ 離して！」
「理由を言えたら、離してあげる。」
亮がとびきりのドＳスマイルで言った。
ほんとに、銀魂で沖田をやってからというもの、以前よりあきらかにこういう絡み方が増えた。
恨みますよ、福田監督。
「理由は？」
亮がニコニコの笑顔で返事を促してくる。
だが、理由といえば、単純に恥ずかしいというだけなのだ。
でも、こんなこと口が裂けても言えない。
「その、、、ほら、こんなところ誰かに見られたら誤解されるでしょ！」
「俺と誤解されるのそんなに嫌？」
さっきとは打って変わって、しょんぼりとした様子に少しドキリとしたAは、しどろもどろに答えた。
「だ、だって、亮ちゃんと私はただの幼馴染だし…」
おろおろとしているAを亮は愛おしそうに見つめると、亮はいつものような調子に戻って、笑いながら言った。
「冗談だよ(笑) Aがあんまり可愛いから、ちょっと意地悪したくなっただけ。」
「も、もう！」
結構動揺したのに！ と、意地でも亮にドキドキしたことは認めないAだった。
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 221人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「オリジナル」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
妃奈(プロフ) - 雨さん» ありがとうございます！ このお言葉を励みに頑張ります！！ (2018年7月28日 22時) (
レス) id: fd35f2ed96 (このIDを非表示/違反報告)
雨(プロフ) - 頑張ってください！更新楽しみにしてます！ (2018年7月28日 13時) (レス) id: cd068f5c5f (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：妃奈 | 作成日時：2018年7月24日 23時
