君を見つけた日。【角名倫太郎】 (ページ9)

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それからあっという間に月日は過ぎていき

気づけば高校2年生

それなりに仲のいい友達も出来て、
割と高校生活を楽しんでいた

ちなみに衛輔とは2年生もクラスは同じで
極少ない話す男子の一人である
相変わらずバレーに対しての熱はすごい

でも、話してて気楽なの心地よかった

お昼休みーー

夜「もうすぐ夏休みだなぁー」

『衛輔は夏休みも、部活三昧？』

夜「そりやぁ、一日中練習出来るからな！
夏休みは合宿もあるしかなり貴重だよ」

『そっか、大会も近いって言ってたもんね』

大会見に行けたら見に行くよーなんて、
近くの席の衛輔と話しながらお弁当を食べる

夏休みかぁ
特に予定ないしバイト増やそうかなぁ
なんて考えていた時、
父からのLINEに気づきふとスマホを手に取る

『......え？』

父からの内容に思わず声が出た

夜「ん？どしたA」

衛輔がスマホの画面を見て硬直している
自分に声をかけてくれたけど
突然の出来事に驚きを隠せなかった

『......衛輔、わたし、引っ越す事になった』

夜「え......」

あまりに突然で、
頭が真っ白になった感じがした

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