旅行2 ページ23
いつもありがとう、好きだよって
本当は言いたいんだけど恥ずかしくて言えないんだよね
いつかなーくんに愛想つかされないか心配なんだよね、ある時動画かサイトかで見たんだけど、頻繁にありがとうって言ってくれる方が嬉しいって
でも、自分はいつもごめんねしか言えないんだよね、さっきもそうなんだけどさ、
待ってくれてありがとう
じゃなくて
待たせてごめんね
しか言えない
きちんと言いたいんだよね…
そう考えながらもう一度なーくんの元へ行く
な「おっけい、じゃあ戻ろっか!」
『うん、ごめんね』
やっぱり、言えないな…
好きな人にありがとうって言うのって難しいな…
そのまま、部屋に戻る
部屋にいって私たちは少し外みたいなって思って窓を開けた、するとそこには白い蛇がいた
な「おわっ!びっくりした!!」
すると白い蛇は私の方に向かってきた
そのまま腕に巻き付く、
少し怖くてフリーズしていた
しばらくして、ハッとして至極冷静を装ってそのまま旅館の玄関に向かっていきそこで地面に下ろした
すると白い蛇は何事も無かったかのように暗闇に飲まれて行った
そのまま部屋に戻った
な「大丈夫!?」
なーくんの声を聞いた瞬間力が抜けてふらっとしてしまいなーくんに、もたれ掛かる
な「噛まれたりしてない?」
『…っうん大丈夫』
今なら言える気がする
『なーくん、いつもありがとう
大好きだよ』
少し間が空く
少しびっくりした表情をしたあと
な「うん、俺もだよ」
そう言って、いつもより綻んだ笑顔でなーくんは答えた
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お邪魔します!作者、おとぅふです
作品の裏話的な……
長野の千と千尋の〇隠しの旅館はほんとにあります!ただ、カオ〇シ風呂があるかは知りませんw
作者実はそこに行ってみたくて書いてみました
ちなみに白蛇は幸福とかそういうのをもたらしてくれる象徴だったはずです!
まぁ、夢主ちゃんは白蛇のやつを知っていて、白蛇のおかげで勇気が出て、なーくんに思いを伝えられたと、まあ、そういう感じです!
ある意味ハ〇は来てくれましたね!
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作者名:おとぅふ | 作成日時:2019年1月23日 16時