happyValentine!!…??2 ページ12
Aside
急いでインターホンをみるとそこにはるぅとくんの姿が
ボタンを押して門を開く
る「すぐ行きますね」
1分足らずでるぅとくんは部屋にあがってきた
る「お邪魔します」
『どうぞ』
しばらく沈黙が続く
いつもは何故かポンポン続く会話が続かない
『あ…お茶、入れてくるね
コーヒーか、紅茶か、あとココアか、抹茶みたいなのあるけどどれがいい』
る「A何飲む?」
『紅茶かな』
る「じゃあ僕もそうする」
『ん、分かった』
紅茶を入れて机にことんと置く
る「あつっ!!」
ぼーっとして熱く入れすぎたみたいだ
『ごめんね!!えっと、、、』
る「牛乳貰っていいですか?冷蔵庫開けますね?」
『あ、うんいいよ』
そういった途端思い出す
冷蔵庫の中にラッピングされたガトーショコラがおいてあることを
しかもラッピングの箱がタグがついていてそこには「るぅとくんへ」って書いてあった気が!!!?
『待っ((る「これ、僕に??」
るぅとくんがこっちを見る
『あ、うん、、そうなんだけど…うん』
る「これ、食べていいですか??」
『え、うん、いいけど…』
急いでお皿とフォークを出す
る「いただきます」
丁寧に言ってから食べ始める
なんか細かいとこが律儀な所とかいいなって思いながら見守る
る「…!美味しい!!」
ちょっとアイスの実のカフェオレ味のことを根に持ってるから嫌味っぽく
『アイスの実のカフェオレ味にはかないませんー』
る「なんですか?アイスの実の方が美味しいなんて一言も言ってないじゃないですか」
『だってるぅとくん昨日バレンタインなのにアイス爆食いしてお腹壊すから』
る「ぅっ…それは本当にごめんなさい…」
『るぅとくんそんなことするから私がチョコ作ってくるの期待してなかったのかなって思っちゃったんだよ…』
涙がポロポロとこぼれ出す
る「わわわわ!!まって!まって!」
そう言いながら急いで指で涙を掬ってこちらに向きなおる
る「本当にごめんなさい…でもお腹痛くてもきちんとAのチョコは食べるつもりでした」
『じゃあなんでアイスの実あんなに食べたの…』
る「それは…僕バレンタインのことすっかり忘れてて…
ころちゃんのツイートで気づいたんですよ…」
『バカ!!!!私不安になったんだよ!!彼女として見られてないのかなとか、料理出来ないって思われたのかなとか』
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作者名:おとぅふ | 作成日時:2019年1月23日 16時