更新休んでごめんなさい。リアルの方で彼氏出来たりその関係を学年中にバラされたりして忙しかったんですごめんなさい ページ47
『優さん、おはよ！』
｢ん、Aさん。おはよう｣
『荷物運んでるなら手伝おうか？』
｢絶対ダメ、Aさんに荷物運ばせるなんて僕のプライドが許さない｣
うーん、今日も今日とて通常運行だなぁ優さん。
『何運んでるの？』
｢一年の教室に教材運んでる。流石にこれを一年生に持たせるのはキツいと思うし、早めに運んどけば授業もスムーズに進むだろ？｣
『……ふぅん』
あー、これだから優さんは優しすぎる。
天然人たらしだから、勘違いする変な虫がつかないか心配だなぁ。
｢あのっあのっ、石上先輩！｣
｢……ん？｣
振り返ると、そこには私と同じように暗い雰囲気をまとった女の子が。
えっ？私挨拶されなかったよね？もしかして舐められてます？私。
『どうしたの？一年の子だよね、うちの彼氏に何か用？』
彼女に挨拶も無く他人の彼氏に話しかけるとか何様？後輩の癖に｢ごきげんよう｣のひとつも無い訳？
そんなメッセージが込められている。
｢あの、その……石上先輩、鳴神先輩と別れてくれませんか！｣
『｢────────ん？｣』
はい？えっ？え？
何々、全く飲み込めない。生焼けのお肉位飲み込めない。
｢私、前々から思っていたんです！こんなに優しく慈悲深い鳴神先輩に、石上先輩のような素行不良のお人は釣り合いません！
確かにおふたりは仲も良く生徒会の皆さんからも信頼あるカップルのようですが、解釈違い！
解釈違いなのです！鳴神先輩は石上先輩には似合いません！石上先輩は伊井野先輩や大仏先輩と幸せになってください！｣
説明されても分からない……
よく見ると彼女の腕には｢風紀委員｣と書かれた腕章が。私も見覚えのある物だ。
成程、会話に出てきた情報は全て風紀委員由来の物か……
｢そして鳴神先輩は私が幸せにします｣
｢何故そうなる！？悪いけど僕はAさんと別れはしないよ、素行不良……ってのは否定出来ないけど。
誰に吹き込まれたの？伊井野？伊井野だな？アイツはまた僕の評判を落とすような真似を……｣
所々独断と偏見が含まれるけど、しょうがないなぁ。
私も別れるつもり無いし、この子には諦めて貰いたいなぁ。
『ごめんね、私はこの人に一生尽くすって決めたから……お友達から、ね？』
｢……わかりました｣
アニメイトハロウィンフェア、初日に行って13000円溶かしてきました→←かぐや様関連の物品の数が70個を超えましたーわーい
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作者名：白米 | 作者ホームページ：http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/13ec41960d1/
作成日時：2021年4月5日 9時
