毎日キュンキュンさせてくる彼【かぐや様は告らせたい】【石上優】 (ページ3)

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眠い……今さっき起きました(なう(2021/04/06 10:47:10)) ページ3

『えええっ、石上さんが風邪っ！？』

それ絶対昨日私にキスしたからでしょ！？

｢あぁ。鳴神、家近いし行ってやってくれ。｣

『別に暇なので構いませんけど……』

だから伝染るって言ったのに……

｢Aちゃんの風邪伝染っちゃったんですかね？｣

『恐らく……付きっきりで看病してくれたのでその時に……』

はぁ、申し訳ない……

｢じゃあお礼に今度は鳴神さんが石上くんを看病してあげればいいわ。｣

｢でもそれまた鳴神さんが風邪ひきません…？｣

『とにかく、私早めに帰りますね。』

｢お大事にと伝えてくれ。｣

｢あいつならすっかり治ってゲームしてそうですけどね。｣

『そんな事してたら二秒でベッドに寝かせます。』

｢似た者カップルですねぇ～。｣

？

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ピンポン押しても誰も出ないよね……病人に応答させる訳にもいかないし。

『ひぇ…ごめんなさい、お義父さん、お義母さん……』

わぁ、石上さんのお家初めて来たけど……

綺麗な家だなぁ、なんだろう……爽やかな香りがする。

あっ、玩具のカタログが置いてある。

へぇ～！私が小さい頃使ってたおままごとセット、石上さんの家のなんだ！

他にも、CMで放送されてるような玩具いっぱい…！

｢A…さん……？｣

『あわっ、いいい石上さん！？』

名前で呼んでくれてる、感動！！

『ごっ、ごめんね！？勝手に見ちゃって……』

｢いや、いい……どうせそれ使わないし……｣

石上さん、汗もかいてるし顔も火照って辛そうだ。

絶対私の所為だなぁ～確定。

『石上さん、お部屋上がろう……？』

階段は危ないから、石上さんの手を引いてちゃんとエスコートしないと。

『ごめんねっ、石上さんが熱出したの私の所為でしょ？』

さっき濡らしたタオルで石上さんの汗を拭きながら、私は気になっていた事を問う。

｢違う…と言えば違うけど、そうと言えば…そう……自分でできるからいいよ……｣

『あっ、でも…』

｢そういえば、今日言ってなかった……Aさん、好きだよ。｣

顔が赤く染ってるのは、一体どっちだろう。

『今日はずうっと付きっきりで居てあげるからね。』

最愛なる王子様(恋人)に、甘くて大きい、溺れてしまう位の愛を。