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fourteen ページ15

「がっ……学校では学べない事って、それはつまり、あんな事…やこんな事……」



「キミだったらmommyはぜぇんぜん構わないわ♡」

しゅうっと湯気が出そうな位顔を赤くしてしまう優。



「まぁ、なんだ。優君…だったか。過去は塗り替えられない。
大事なのはこれからその過去とどう付き合って生きてゆくか、だ。
Aの事を幸せにしてくれるなら、私達はこれ以上何も望まない。頑張ってくれたまえ。」

ぽんっとdaddyが優の肩に手を置く。


なんだか優は困惑しているようで、



「いや、まだ僕はそんな事……」

なんて口ごもっていた。



「つまらないわねぇ、学生なんて若さと勢いしか武器無いのよ?もっとガンガン行きましょ、ガンガン!
なんならガンガン突き合って貰っても構わないわ!」



「メアリー、まだ純粋なAがこの場には居るんだ。そういうセンシティブな話は辞めないか……」



『もうっ、mommyもdaddyも、色々喋り過ぎね!優、もう遅いからボディーガードの人に送って貰って?』



「いや、いうてすぐ近くだからいいよ。」



『んーん!そういう油断が誘 拐を引き起こすの!暗いんだから、何があるか判らない!』



「Aが言うと説得力がある……」



『ほら、ボディーガードの主人の私が言ってるんだから、大人しく送られて!』



「ハイハイ……あ、お邪魔しました。」

きちんと挨拶してくれるんだ……♡


やっぱり名門校に通う生徒は礼儀も正しい!


腐っても偏差値70超!



「また来てね〜♡親御さんによろしく伝えてね〜♡」

mommyが上機嫌で手を振って見送る。



『mommy、えらく優の事気に入ったみたいね?』



「ええ♡可愛いわね、あの子!」



『優は可愛いだけじゃなくてかっこいいのよ!
こないだも、足を滑らせた時、見逃さずに自分の方へぐいっと抱き寄せてくれたの!』



「Aにオトせない男の子なんて居ないわ!
あの子にA以外に好きな子が居ないなら、もううちの子みたいなものよ!」



「会話に花を咲かせるのはいいが、二人共優君の気持ちも考えてあげてくれ。」



『優の気持ち?考えるまでもなく、私に向けさせてみせる!』



「そういう意味じゃないんだが……」

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シディア - 続き待ってます。更新頑張ってください。 (2021年10月27日 0時) (レス) @page28 id: 939d5c7779 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:白米 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/13ec41960d1/  
作成日時:2021年4月1日 22時

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