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226話 ページ39

「あっ!石上くんとミコちゃんが喧嘩してる!」



「あぁ、久しぶりかもですね」

最近妙に仲が良くて気色悪かったんだよなぁ。


あぁいや勿論良い事なんだけどね?なんか、喧嘩してないと優くんと伊井野さんっぽく無いというか……




「今回は何が原因で揉めてるんですか?」

うんうん。




「石上、LINEの返信が遅いんです!私がわざわざ連絡してあげたのに!あろう事か未読スルーしてきたんです!」



「未読スルーって言っても半日とかだろ……そん位普通にあるだろ……」

えっどの口が言ってんの?※こちら参照




「はぁ、私はどちら側にも付けないですね。優くんの味方をしたいのは山々なんですが……
私も優くんに未読スルーで怒られた事あるので」



「ほら見た事か!風王さんだって言ってるじゃない!」



「いや、Aは彼女だし……」

はーっそうやって立場で差別(?)するんですね!




「LINEなんてちょっと時間あったら返事出来るでしょ!12時間も放置するなんて信じられない!
忙しいなら後で連絡するって言えば良いし、スタンプ一つでも返してくれて良いじゃない!」



「こう言う付き合って3ヶ月目のカップルみたいな喧嘩はちょっと私が求めてたものじゃない……」

あの時は付き合って半年位だったよねぇ……進展が無いねぇ……




「携帯電話は携帯しなさいよ!」



「このSNS中毒のスマホ世代が!誰も彼も常に携帯を握りしめてると思うなよ!
僕の友人関係はPCで連絡取る人たちが中心なんだ!スマホから連絡してくる友達は極小数!
基本的に使わねぇの!!」



「「えっ……」」

嘘……




「優くん私以外に友達居たの……!?」



「石上、友達居たの…?」



「驚いてたのそこかよ!居るわ!確かにLINEの連絡先は10人位だけど、discordには100人位フレンドが居るわ!」

あぁー、そういえば優くんSkypeとdiscord民だったもんね。




「そのdiscordってのがよく分からない。所詮ネットの友達なんて顔も声も分からない仮初の関係でしょ?」



「「っはぁー」」

伊井野さんがそこまでステレオタイプの人間だとは思って無かったよ……

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作者名:白米 | 作者ホームページ:http://http://uranai.nosv.org/u.php/hp/13ec41960d1/  
作成日時:2021年8月19日 17時

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