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03→え？なんで笑ってるの？まじで。 ページ3
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『だ、大丈夫ですか…？』
段慌ててボールを置いて手を差し伸べれば
錦「べつに」
と、素っ気ない返事をして先輩は私の手を取った。
『ほんっとうに申し訳ございません』
更に目をつけられる、と思った私が咄嗟にとった行動は
・
土下座だった。
・
いや、だって下手したら本当にやばい。
高校は穏やかに楽しく過ごすって決めてるんだ！
なのに先輩にこれ以上目をつけられでもしたら…
・
・
錦「…ふっ」
『…え？』
突然降ってきた笑い声に私は思わず顔を上げる。
錦「そこまでせんでええよ(笑)」
『(…わ、わらってるぅぅぅぅ！！！！)』
私は先輩のその表情に驚きを隠せない。
あんなにも話が通じなくて、
あんなにも冷徹そうだった先輩が…
『笑ってる…』
錦「そりゃ笑うやろ(笑)」
え、なんで？
なんで笑ってるの？
…え、なんで？？？
04→貴方の言動には困惑します→←02→段ボールの中身は程々に
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作者名：微炭酸 | 作成日時：2019年8月19日 10時
