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「はい、キッシュがお2つですね!」
「そうなんですよ、これすごく美味しくて私も大好きなやつです!」
「ありがとうございましたー!」
-
直「どした、機嫌いいじゃん今日」
「え、そうですか？笑」
直「いいことあったか」
「別にないですよ笑」
ニヤニヤしながら直人さんがグラスを拭く
樹「え！Aさんついに彼氏ですか？！」
「違うから笑」
全然いつも通りなはずなんだけどな
いつもそんなに無愛想なのか私？！
それはちょっと傷つく、、
でも確かに、今日は最近の中で一番ワクワクして仕事をしてる
潤くんが迎えに来てくれるといった、あの時からだ
今までのなんでもない時間が急に彩り始めた
樹「そうだ、今日は私残るのでAさん早く上がっていいですよ！」
「え？いやいいよ」
樹「夜予定あるんですよね？隠したって無駄ですからね！」
樹里ちゃんがまるで漫画のキャラクターのようにぱっちりウィンクをきめる
「予定ってほどでもないんだけど..笑」
樹「ま、いいからいいから！ね！」
響「あ、Aさん裏で携帯鳴ってましたよ何回も」
空いたテーブルのお皿をカウンターに運び終えた時、休憩を終えた響くんが帰ってきた
「あ、ほんと？電話かな」
響「結構しつこく鳴ってたので一応報告したほうがいいかなーと思って」
「ありがと、後で確認してみる」
直「今見てこいよ、急用かもしんねぇし」
「でも、」
樹「デートのお相手かもしれないですよ!」
「そんなんじゃないからほんとに笑」
直「仕事中だから、とか言うなよ？やめろよそんな真面目な奴みたいなこと言うの」
「真面目ですけど、」
真面目な奴みたいな、って、、
全然真面目ですけど？！私！！！
小走りでバックルームに入りテーブルに置きっぱなしになっていたスマホを見る
画面には3件の着信が残っていた
2時間前とついさっき、潤くんから
そしてついさっき、潤くんの着信の6分後に大野くんから電話が来ていた
なんだろう、、
なんとなく、胸騒ぎを覚えながら潤くんに電話をかけ直す
が、繋がることはなかった
-
直「お疲れ、もう上がっていいぞ」
樹「上がってください!」
「ありがとう、じゃあお先に失礼します」
早番だった響くんは先に上がり、遅番の2人を残して先にバックルームに戻った
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ふり(プロフ) - 感情移入して泣きながら読んじゃいました！すごく素敵な作品であるですね。どのように完結するのか楽しみです！ (2020年2月4日 22時) (
レス) id: e7746f777b (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読みました。主人公に感情移入して読んでいたらドキドキしたり、苦しくなったりしました。どうなって行くのか非常に気になります！とてもハマりました。更新楽しみに待っています♪ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました！！！ドキドキします（○_○）！！更新楽しみにしてます (2019年12月14日 7時) (レス) id: 95b46067ba (このIDを非表示/違反報告)
mielay(プロフ) - 更新待ってました〜〜(><)♪にのも翔くんもいいけど、大野くんの包み込んでくれそうな感じ好きなんですよね(笑)これからの展開ドキドキしながら楽しみにしてます！ (2019年12月5日 12時) (レス) id: 883d77482b (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 次の展開が楽しみです。更新待ってます (2019年10月2日 12時) (レス) id: 313a034b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年8月4日 1時
