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潤「だからちょうだいね、今年」
「チョコ？笑」
潤「なに、プレゼントは私〜❤とかでもいいけど」
「誰の真似それ」
潤「お前」
むっかつく、、、
絶対あげないし！！！！
潤「..まじで鈍感」
「ん？」
潤「何でもねぇよバカ」
「はっ？！」
何なの急にバカにしてきたりバカって言ったり！！！
さっきまで潤くんにドキドキしてた時間を返してほしい！！！
走り出した車の助手席でカッと潤くんを睨んだけど、やっぱりその横顔は綺麗すぎて格好良すぎて、
「...ムカつく」
悔しいけど、こんな簡単な言葉が彼にしょうもない怒りをぶつけるのに精一杯の言葉だった
-
トントントン
「......」
トントントン
ん、、、
遠くから聞こえるドアを叩く音がだんだんと私を眠りの世界から覚ましていく
っ？、
今何時？！、
10時28分、、
やばっ、寝坊！！！
と思った直後、
「あ、いいのか、、」
お弁当を作らなくていいことを思い出してホッとしたのと同時に複雑な気持ちになる
トントントン
「、、だれ」
さっきから聞こえるノック音
ベッドから降りて髪を手櫛で梳かしながら、もう片方の手で目を擦りそっとドアを開ける
「..あ、大野くん」
智「あ、やっと起きたおはよ」
いつからここにいたのやら、疲れたようで彼は扉の少し横でしゃがんでいた
白いTシャツにミリタリージャケットを羽織っている
今から仕事かな
「どしたの？」
智「あのね、今日から俺1週間帰れないんだ」
「え、そうなの？仕事？」
智「うん」
元気がなさそうに頷くとゆっくりと立ち上がる
「そっかぁ、、大変だ、、じゃあ気をつけて行っ、、」
、、、
智「だから充電」
ミルクのような絵の具のような、大野くんの独特な匂いに朝からふわぁっと包まれる
「お、大野くん？」
名前を呼ぶと簡単に身体は離れ、
その代わりに今度は、
「っ、？」
ふにゃっと微笑んだかと思えば、
ゆっくり顔が近づいてきて、、
なんだか柔らかいものが唇に当たった
柔らかいもの、というかこれは、、、
智「、行ってきます」
唇が離れるとドアップに映る大野くんが「行ってきます」と言ってまた微笑み、
隣に置いてた大きな荷物を持って下に降りて行った
「、、、」
え、
、、、
キス？
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ふり(プロフ) - 感情移入して泣きながら読んじゃいました！すごく素敵な作品であるですね。どのように完結するのか楽しみです！ (2020年2月4日 22時) (
レス) id: e7746f777b (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読みました。主人公に感情移入して読んでいたらドキドキしたり、苦しくなったりしました。どうなって行くのか非常に気になります！とてもハマりました。更新楽しみに待っています♪ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました！！！ドキドキします（○_○）！！更新楽しみにしてます (2019年12月14日 7時) (レス) id: 95b46067ba (このIDを非表示/違反報告)
mielay(プロフ) - 更新待ってました〜〜(><)♪にのも翔くんもいいけど、大野くんの包み込んでくれそうな感じ好きなんですよね(笑)これからの展開ドキドキしながら楽しみにしてます！ (2019年12月5日 12時) (レス) id: 883d77482b (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 次の展開が楽しみです。更新待ってます (2019年10月2日 12時) (レス) id: 313a034b60 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年8月4日 1時
