153 ページ11
お風呂から上がり廊下を歩いていると
夕「あ、Aさん!」
リビングから出てきた夕葉さんと鉢合わせた
夕「あの、今日は勝手にご飯作っちゃってごめんね?」
「え?あ、いや..」
夕「私暫くは仕事休むつもりだから、良かったらこれからご飯は私が作るよ!」
「え?」
夕「皆さんも仕事あって大変でしょ?私家にいるから早くから準備できるし!」
いつのまにか無くなっていた敬語
そりゃ私が年下なわけだし自然なことなんだけど、、
なんだろう、なんとなく夕葉さんに対しての苦手意識が拭えない
夕「それくらいやらないと、お世話になってる身だし!」
「でもさすがに完全に任せるのは...」
夕「わたし家事とか結構好きなので!むしろやらせてもらえたら嬉しい!」
精神面が不安定な上に彼女は年上なわけで、
「..じゃあ、お言葉に甘えて...笑」
言いたいことをはっきり言えない性格の私は心に残るもやもやを封印して「じゃあ..」と、甘えてしまった
夕「改めて、これからよろしくね」
「よ、よろしくお願いします」
一時的に、だと思っていたのがまるでずっとここに暮らすかのような挨拶に感じてまたわたしの心の中では「モヤっ」とする気持ちが膨らんだ気がした
.
夕葉さんが上がっていった階段をぼんやり眺めてると、後ろからポンっと肩を叩かれる
「わっ、」
潤「なんだよ笑」
「潤くん、驚かせないでよ」
振り返るとそこには潤くんの姿
潤「何ぼーっと突っ立ってんの」
「、別に？」
もう寝たのかと思ってた..
潤「....」
「、なに?」
潤「お前明日仕事?」
「明日?うん、お昼から」
潤「昼ね、じゃあちょっと付き合って」
「.....?」
おしゃれなロゴが入った白いTシャツに黒のスウェット姿の潤くんの右手には車のキーケースがしっかり握られており、
人差し指に輪っかをはめたそれをクルンと得意げに回すとニヤッと口角を上げた
.
「あれ、今日は2人?」
潤「なに、不満?」
「そんなこと言ってないでしょ」
潤「じゃあ嬉しいんだ?」
「はいはい嬉しいですー」
会った時には既に車のキーを持っていたから、てっきりまた大野くんもいるのかと思ってた
夜に潤くんと2人でドライブ、、
なんか、、緊張するんですけど！？？
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 808人がお気に入り
お気に入り作者に追加
この作品を見ている人にオススメ
この作品を見ている人にオススメ
「嵐」関連の作品
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ふり(プロフ) - 感情移入して泣きながら読んじゃいました！すごく素敵な作品であるですね。どのように完結するのか楽しみです！ (2020年2月4日 22時) (
レス) id: e7746f777b (このIDを非表示/違反報告)
FKLove(プロフ) - 初めまして！最初から一気に読みました。主人公に感情移入して読んでいたらドキドキしたり、苦しくなったりしました。どうなって行くのか非常に気になります！とてもハマりました。更新楽しみに待っています♪ (2019年12月27日 1時) (レス) id: 5c8c598c22 (このIDを非表示/違反報告)
柚(プロフ) - 面白くて一気に読んでしまいました！！！ドキドキします（○_○）！！更新楽しみにしてます (2019年12月14日 7時) (レス) id: 95b46067ba (このIDを非表示/違反報告)
mielay(プロフ) - 更新待ってました〜〜(><)♪にのも翔くんもいいけど、大野くんの包み込んでくれそうな感じ好きなんですよね(笑)これからの展開ドキドキしながら楽しみにしてます！ (2019年12月5日 12時) (レス) id: 883d77482b (このIDを非表示/違反報告)
氷華(プロフ) - 次の展開が楽しみです。更新待ってます (2019年10月2日 12時) (レス) id: 313a034b60 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年8月4日 1時
