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数日後
智「〜♩」
今日の俺はそれはもう機嫌がいい
どのくらいって？
それはもう、すっごくだ！！！
「あれ、大野くん？」
ただ今6時
夜じゃないよ？朝の
あれ、Aだ
大きな白いTシャツをワンピースにして着ている
その下ズボン履いてんのかな〜なんて、朝から
鼻の下を伸ばす俺
Aのすっぴんと部屋着姿大好きなんだよね
んふふ、かあいい
「大野くん？」
智「ん？なに？」
「こんな朝から仕事？」
智「ううん、違う」
「.....?」
きょとん、と首をかしげる
あー、好きだなぁ、、
「っ、えっ?」
智「.......」
「おっ、大野くん？//」
智「んー？」
「ち、近くない、、？」
智「んふふ、近いね」
キッチンで水を飲むAに吸い寄せられるように、いつの間にか俺はAの眼の前に立って腰に手を回してた
やべ、大野くんの智くんも元気になっちゃった
「.....」
智「いってきます」
「....う、うん」
甘い優しい声でそう言うと、手を離し大野くんは出て行った
な、な、なんだいまの、、、？！
甘い、甘すぎた、、
大野くんってたまに突拍子も無いことをしてくるから、本当に要注意だ、、
-
翔「ん、大丈夫だって。うん、また夜行くよ」
「.......」
誰もいないと思ったのか、翔くんが電話をしながらリビングに入ってきた
翔「わっ、A」
「、おはよ笑」
やっぱり気付いてなかったみたい
翔「どしたの、早いね？」
「あ、うんお水飲んでた」
翔「そっか」
「..仕事？」
翔「あ、うん」
「..今日も帰り遅いの？」
翔「帰り？あー、そう、だね」
さっきの電話のことを思い出したように翔くんが頷いた
今日も翔くんいないのか、、
「....そっか」
翔「....」
やばい、なんか気まずくなっちゃったな
翔「、いや」
「..?」
翔「やっぱ早く帰る」
「え？」
翔「早く帰ってくる」
「や、でも..」
翔「起きて待ってて笑」
なんだろう
なんか、すごく嬉しい
最近離れたところへ行きそうになっていた翔くんがまた近くに戻って来てくれたような気がした
翔「行ってきます」
大野くんの、甘くてふわふわなパンケーキのような「行ってきます」とは違う
サイダーみたいな爽やかな「行ってきます」を残して、
翔くんは仕事へと出て行った
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年7月3日 2時
