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「んー、、」
和「...」
「はぁ、、、」
和「うるさい」
「あーーー」
和「っあーもう！！なんだよ！」
休日、リビングでテレビゲームでもしようかと思えばこいつも休みらしくソファで雑誌を読んでいた
特に気にせずゲームを始めたものの、、、
「はぁ、」
さっきからずっとこの調子だ
どうやら自分を落ち着かせるために雑誌を読み始めたらしいが、
いやそれ、逆さまだし、、
和「なによ、どした」
「、、、」
和「何その顔」
「人間の心をどっかに置いてきてしまったにのに相談するのもなぁ、と思って」
、、、
は？？？怒
せっかくこの俺が大事な休日、しかも愛するテレビゲームを止めてまで話を聞いてやろうとしてんのに
本当にこいつ俺のこと好きなのか？
いや、好きだったのか？？
「最近の翔くんどう思う？」
和「どうって？」
「変じゃん」
和「んー、女でもできたんじゃない？」
「女？！」
翔くんに、彼女、、
いや驚くことじゃないよね
むしろフリーな方がおかしいもんあのスペックの持ち主で、、
和「あのイケメンに彼女が出来ないとでも？」
「いや、そうだよね、ごめん」
翔くんに彼女か、、
んー、、なんか複雑な感じ、、
なんだろうこのもやもやは
和「なに、嫉妬？笑」
「え？笑」
嫉妬、、、
嫉妬かぁ、
お母さんを取られてしまうようなあの感じなのかな、
子供が抱く嫉妬心
んー、確かにあの女神みたいな翔くんが誰かのものになってしまうと思うとそれは、、嫌だな
なんだ、私嫉妬しちゃってるじゃん？！
-
夜
潤「ねぇわさびってもう無かったっけ」
「....」
潤「おい」
「へっ？あ、わさび？そこの引き出し」
潤「何ぼーっとしてんの」
怪訝そうに私を見る潤くん
潤くんも何故今フリーなのか、、
にのは栞さんが好きだけど、だとしても何故みんなに彼女がいないのか、、
逆に奇跡だな
あ、まーくんはいるか
和「Aちゃんは今嫉妬中だから」
潤「嫉妬？だれに」
和「翔ちゃんの彼女」
潤「え、翔さん彼女出来たの？え、てかなんで嫉妬..」
その時、
ただいま〜、と
いつもより帰りが遅い翔くんの声が玄関から聞こえた
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年7月3日 2時
