オーエル3 (ページ13)

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キャンプを前日に控えた今日

私は早番で仕事で、

仕事中は直人さんとひたすら持ち物の確認をしていた

「楽しみだなあ～」

直「お前間違えてもキャンプにヒールとか履いてくんなよ？」

「履かないですよさすがに笑」

直「ヒールなんかできたら肉と一緒に焼いちまうからな」

キャンプやバーベキューが趣味の直人さんはそう言う場に着飾ってくる女は許せないらしい、、

気を付けないと、、

直「明日はここまで迎えにきてもらえんのか？」

「はい！お店の前で待っててもらえれば大丈夫です」

直「助かるわ」

上がる直前まで直人さんとしっかり最終確認をし、忙しくない今日は「帰って準備しろ」と言われ定時よりも15分早く上がらせてくれた

ついに明日だな～と思いながらるんるんで店を出ると、ふとスマホに不在着信が1件残っているのに気付く

「....?」

電話の相手は翔くんだった

50分前に来ていた着信

掛け直したけど繋がらず、、

でも、電話の理由は家に帰ってすぐにわかった

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「翔くん来れないの？！？！」

雅「ねぇなんで？！なんでよ約束してたじゃん！！！」

潤「馬鹿落ち着けよ俺に言うなって」

家に帰るとまだ帰っていない翔くんと大野くん以外のみんながリビングに集まっていて、

話を聞くと明日のキャンプに翔くんが来れないという内容だった

雅「だってだって！有給取ったって言ってたよね？！なんで？？？」

和「なんか理由があんだろうよ、キャンプよりも大事な」

「やっぱり翔くん..何かあったのかな...」

翔くんも楽しみにしてたのに....

来れないなんて...

潤「でもほら、時間出来たら途中で来るって言ってたし。まだわかんねぇじゃん」

雅「でも...」

和「あの女だって来んだろ？お前がそんなメソメソしてどうすんだよ幹事」

雅「うぅ...泣」

翔くんには来てほしいな..

でももし翔くんの周りで何か起こってるなら..

あんなに楽しみだったキャンプが

翔くんが来れないと知って、

ほんの少し複雑な気持ちになった