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とある週末
智「........」
「大野くん」
智「............」
「大野くーーーーーん」
ソファとミニテーブルの隙間の床で芋虫みたいに丸まって寝ている人
そんなところで寝なくても...
ていうか掃除機かけたいんだけどな...
「おーはーよーーー」
智「..んだ〜」
だめだこりゃ...
頭の方に回って、ほっぺをつねって揺らしてみる
あ、柔らかい..
ふわふわだな、あかちゃんみたい...
ミルクの香りもするし、実は大野くんは赤ちゃんなのかもしれない
「体痛くなるよ〜？」
びよんびよんとほっぺをつまんで上下左右に揺らしていると、寝返りを打って真上を向いた大野くんとぱっちり目があった
「っ、」
智「あれ、Aだ〜」
私をみるなりふにゃ〜っと笑うから思わずこっちまで頬が緩んでしまう
いやいや、いかんいかん
起こさないと
「体痛くなるよこんなとこで寝てたら」
智「んふふ、かわいい」
「...はい?」
智「よっこらしょーいち」
だれだよしょーいち....
智「ふぁ〜、もう一眠りしよっと」
おやすみ〜と、起きたばかりなのに立ち上がるや否や私の頭を2回ぽんぽんと撫で2階に上がっていった
どうやら自分の部屋で寝るらしい
翔「今すごい寝ながら歩いてる人見たんだけど何あれ」
「多分それは今の今までこの狭いスペースで寝てた人だよ」
翔くんも今日はお休みらしい
「この時間に翔くんが家にいるってなんか新鮮だよね」
翔「最近ずっとバタバタしてたからなぁ」
「今日は何もないの?」
翔「ない!持ち帰りの仕事もないし正真正銘のオフ!!!」
「わーい!!!!!」
翔「なんでAが喜ぶんだよ笑」
だってだって
なかなか翔くんと2人で話すことってなかったし
一番最初に会った人なのに一番知らない気がする
「ねぇじゃあドライブ行こ!」
翔「ドライブ?」
「うん!!!」
なんかすげぇ目キラキラさせてるんですけどこの女の子
やべぇ、かわいいなおい、、
翔「いいけど...え、2人で?」
「あ..そうだよねごめん大野くん起こしてこよっか!、っ」
おっとっと、
2階に行こうとするAの手を慌てて掴んだ
だっせぇな俺..苦笑
翔「いい、いい、いい!」
「、？」
翔「ほら、智くん寝かせてあげないと可哀想だし?」
「え?あ、そっか」
翔「うん....じゃあ...行きますか笑」
馬鹿みたいに高鳴る胸を必死に抑えて車のキーを取った
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ちゃんまい(プロフ) - 新しく恋したにのと結ばれてほしいけどそれまで主人公が辛い思いをするなら、たぶんきっと早い段階で好きになってくれた翔くんや潤くんどちらかと結ばれてほしいって思うし、でも気持ちをストレートに言ってくれる智くんもずっと近くにいた雅紀くんもいい！ (2019年6月24日 9時) (
レス) id: b08c1cfdbb (このIDを非表示/違反報告)
まゆみん(プロフ) - にのと結ばれますように。 (2019年6月22日 5時) (レス) id: 092a98dfdf (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ちゃろぱ | 作成日時：2019年5月25日 2時
