オーエル (ページ23)

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「「「いっただっきまーす！」」」

あれからレシピを見てどうにか頑張ってグラタンを完成させた

雅「うまい！グラタン久々食べた！」

智「っ、」

和「おじさんヤケドしてんじゃん笑」

潤「子供かよ笑」

智「あ～びっくりしたぁ、あちぃ」

「はい、お水笑」

智「ありがたや」

今日は金曜日

櫻井くんが帰ってくるまであと4日だ

一つぽかんと空いてる椅子が何だか寂しい

和「寂しい？」

「え？」

和「翔ちゃんいなくて」

「....」

雅「超寂しい！もう俺翔ちゃんロス」

智「おれも、、今すぐ抱きしめたいもん」

潤「それは色々違くね？笑」

まだ1日しか会ってないし喋ってないけど、あの優しさがなんだかとてつもなく恋しい

もう櫻井くんの顔忘れてきちゃったなぁ、、

すごく美形だったのは覚えてるけど、、

雅「女神様ちゃんと覚えてるかなー翔ちゃん」

智「魚のストラップ買ってきてくれっかな～」

「チョコ忘れてないかな～」

和「お土産の癖強すぎな笑」

潤「魚のストラップってなんだよ笑」

あのあと今のニューヨークの時間を調べてまーくんが櫻井くんに電話をしてみた

でも寝てるのか仕事中なのか電話は繋がらなくて..

食器を下げたあとにのは部屋に戻りまーくんは皿洗いを手伝ってくれて、大野くんはお風呂に入り潤くんは一服するために庭に出た

-

「は～、疲れた」

部屋に戻りベッドにドスンと座る

明日は仕事だしもう寝ようかと横になった時、携帯の画面が明るくなったのを感じ閉じたばかりの目を開く

「え、」

画面には “櫻井翔” の文字

-

え、どうしようどうしよう

いやなにを迷ってる私

10秒くらい経っただろうか

謎に溜めてしまった電話に思い切って出ると、「あ、ごめん寝てた？」と懐かしい声がした

「お久しぶり..です笑」

翔「ふはっ(笑)なんか固いな～(笑)」

「お仕事ですか？」

翔「ん、今出勤中(笑)」

敬語だったっけ、なんて呼んでたっけ、

それすらも思い出せずなんだか会話がぎこちなくなった