オーエル (ページ20)

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うーん、、

どっちにしようかなぁ、、、

潤「何してんの？」

「ギャッ！」

潤「いや、驚きすぎだろ笑」

翌日

リビングの椅子に座りスマホとにらめっこしながら直人さんに渡す誕生日プレゼントを見ていると、いつのまにか帰ってきたらしい潤くんが後ろから携帯を覗き込んでいた

存在に驚いたのはもちろんだけどイケメンに免疫ないんだからそこんとこもっと分かっていただきたいものだ、、

潤「バングル？メンズ物じゃん」

「店長の誕生日近いから見てたの」

潤「なるほどね、彼氏かと思った」

「あら、もしかして嫉妬？」

潤「お前相手に嫉妬するようになったらオスとして終わりだ」

「怒るよ」

潤「怖え～」

男の人にプレゼントなんて久しぶりで、何をあげればいいのかまるでわからない

お洒落な直人さんにはバングルもいいと思ったけど、、

メンズのバングルなんて何がいいのかよくわかんないや

潤「いいのあった？」

さっきまでジムに行っていたらしい潤くんは、
ジムに持っていっていたらしき黒の大きなリュックをその場におろしわたしの隣の椅子に座る

シャワーを浴びてきたのか潤くんからはスーッと爽やかな匂いがした

「なんかオススメのブランドとかない？」

潤「バングルね～、ブランド系なら...」

潤くんの口から出てくるのは世界的なハイブランドばかり

いくらするのか、調べるのも恐ろしいくらいだ

「もう少し、わたしでも手の届くくらいの場所挙げてくれませんかね」

潤「...お前今日の予定は」

「今日？夕方に買い出しでも行こうかなぁ...と」

潤「じゃあ見に行くか」

「なにを？」

潤「付き合ってやるって言ってんの、プレゼント探し」

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あまりに急に決まったから慌てて準備をして下に降りた

潤くんはやはりさっきはお風呂上がりのオフモードだったらしく、今はワックスもつけて髪は程よく盛られているし無地のTシャツからベージュの襟なしシャツに着替えられていた

「車？」

潤「電車がいいなら電車でいいけど」

「車がいいです」

鍵をくるくると回しながら当たり前のように運転席に乗り込みエンジンをかける

そして当たり前のようにサングラスをかけた潤くんは、映画に出てきそうなほど格好良くて思わず目をそらした

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