オーエル (ページ17)

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「あのちなみに....」

その時ガラッと窓が開いた

雅「2人ともご飯できるよ！」

和「ん、りょーかい」

まーくんが窓を閉めるとにのは吸ってた煙草を灰皿に押しつぶし、ふぅ～と息を吐く

和「なんか言おうとした？」

「あ、いや何でもないです.....あっ」

和「はい1点～～」

1点って、点数制なのこれ

和「3ポイント貯まったら罰ゲームね」

ていうかこのゲーム...

「これにの絶対勝つじゃん敬語使う様子ないもん」

和「そう？俺以外と使うんだよね」

「嘘」

和「嘘じゃないって(笑) 見てればわかるとおもうよ」

結局3点溜まったらどうなるのかは教えてもらえないままみんなのいるリビングへ入った

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雅「んーま！やっぱ餃子は最高だね！」

智「翔ちゃん食べたかっただろうなぁ」

和「死んだみたいな言い方やめなさいよ(笑)生きてるからね？あの人」

雅「翔ちゃーん！そっちでも元気にやってる？俺たちは今餃子食べてるよ！」

潤「餃子報告いらないでしょ(笑)」

お酢を足そうと手を伸ばすと正面から伸びて来た手とちょうどタイミングが被った

「あ、すいま....」

ふと見た前にいる人物にさっきのゲームを思い出す

和「...なぁに？」

前にいる男はにやりと口角を上げていた

うぅ...危ない

雅「すいま？」

「すい..ま！睡魔が急に来て！食べると眠くなっちゃうじゃん？」

潤「何の話だよ急に(笑)」

智「俺も眠くなってきた」

大きなお皿に乗っていた餃子は綺麗になくなり、もっと買っても良かったんじゃないかと思うほどの大人気だった

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智「佐藤さんバニラとイチゴどっちすき」

「え？あ、えっと...バニラですかね」

智「バニラかぁ...」

え、いや、何だ急に？

お皿を洗っているとカウンター越しから大野くんが難しい顔をして聞く

何をそんなに考えてるの....?

智「でもさ、いちごも美味しいよね」

「美味しいですね(笑)」

智「いちごのアイスって美味しいよね」

なるほど、アイスの味で迷ってるのか

私がバニラって答えちゃったけど、
本当に食べたかったのはいちごなのね、、(笑)

「やっぱいちごかな！いちごが好きです！」

智「あ、ほんと？そうだよねやっぱいちごいいよね、よし」

冷蔵庫から楽しそうにカップのアイスを取り出す大野くんがなんだか可愛くて、つい笑みがこぼれた