オーエル (ページ15)

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潤「まってお前ちげぇよ先にこっち」

「はぁ？！いいじゃんどっちだって！どうせ混ぜるんだから！」

潤「はいでたその混ぜたらどうせ一緒っていう奴。じゃあお前白米とチョコ一緒に食えんのか？」

「何それ気持ち悪い無理に決まってるでしょ」

潤「胃に入ったら同じだろうが」

智「なんか騒がしくなったね」

雅「あれ、リーダー髪切った？」

智「あ、気付いた？笑」

もう、餃子作ってって言うから頑張ろうと思ったのに結局これじゃ潤くんの手伝いをしてるのと変わらない

けど潤くんの言ってることが正しいからただただ悔しい

くっそぉ、、

-

「ただいま～、なんかすげぇいい匂いする」

-

わぉ、これは不意打ち

忘れてた、まだ会ってない最後の1人

智「おかえりにのちゃん」

雅「おかえり～」

潤「あれが二宮和也、俺らと同い年な」

あれが噂で聞いていた “にの” か

和「お、なんか女の子いる～、相葉さん言ってた子？」

雅「そうそう俺の友達の佐藤A」

和「二宮です、よろしくね」

「よ、よろしくお願いします」

色が白くて髪が黒くて瞳は茶系で唇は薄ピンク

色素が薄い

これが二宮さんの第一印象だった

-

潤「皿とって」

「...」

潤「皿」

「どうぞ」

潤「何でそんな怒ってんだよ」

「だってこの餃子作ったのほとんど潤くん！」

潤「それはお前が雑すぎるからだろ」

「もう作ってやんない」

潤「はいはい、じゃあ明日は一緒に作ろうな」

ぽん、と頭を撫でられる

「.....」

なんだなんだ、急に顔がポッとした

え、なに私照れてる？

こんなTHE少女漫画みたいなことされて露骨に照れたの？

情けなさすぎるだろうよ私

もう23歳なんだからそんなことで浮かれてどうする

雅「どした？なんか顔赤いけど」

「わっ、びっくりした」

雅「え？笑」

「はい、お皿あげる」

雅「え、あ、ありがとう..?」

私は餃子を乗せるために出していた大きなお皿をいつのまにかキッチンに入ってきていたまーくんに渡しその場を離れる

潤「...可愛いなあいつ笑」

雅「...?」

ニヤッと笑う潤くんの言葉なんて私の耳には届いているはずもなかった