55 XIside ページ7
ソラちゃんのことを報告したその日
社長、会長、会長の奥様
結構な重役に囲まれ、
俺はすごい任務を任されることになった
任務は
ペクグループの目的、
Aちゃんが名指しで引き抜かれた理由、
Aちゃんの状況を全て報告すること
結構危ないんじゃ…って心配してたけど、
「雇用は一生保証するから安心しろ」
と言われてホッとした
最後に一言
SH「Aのこと…
本当…頼んだぞ」
XI「…はい」
社長のただならぬオーラにぞくっとした
ーーーーーーーーーーーーーーーーーー
俺は今日から
清掃のバイトとしてペクグループに潜り込む
大勢のおばちゃんに囲まれ
これから同僚ね！って肩をバシバシ叩かれる
XI「俺、社長室とか掃除してみたいなーっ！
ヌナたち、いいかな？」
『あらっ、ヌナだなんて♡』
『いいに決まってるわよー！』
『頑張ってねーっ！』
すごいボリュームの声と悲鳴に見送られ
簡単に社長室へ
DH「ソラって子、本当に仕事出来ないわね」
YH「まさか婚約してないとはな」
…婚約？
XI「窓ふきますねーっ」
DH「黙ってしなさいよ！」
うわ、このおばさん超イラついてる
YH「Aが変な動きをしないといいが…」
DH「しないわよ、
今ごろ家で泣きながらテレビでも見てるわ」
呼び捨て…？
今、家にいる…？
DH「あの子はもういらない」
YH「キムグループの社長と
付き合ってるんだぞ、いつか利用できるだろう」
DH「あんな鈍くて察しの悪い子が娘だなんて
信じられないわよ」
ちょっと待て…
娘！？
DH「あんた！手、止まってるわよ！？」
XI「すみません！」
DH「はぁ…キムグループをどう潰すか…」
やっぱキムグループを…！
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
仕事が終わり、
キムグループ本社へ向かい報告する
XI「社長…全部、分かりました」
目的はキムグループを潰すことだということ
Aちゃんは出社しておらず、
相当ひどい扱いを受けていると思われること
社長とAちゃんが婚約したと思っていたこと
Aちゃんが、
ペクグループの社長令嬢だということ
最後の一つを聞いて、社長の顔が変わった
SH「ありがとう、
明日からこっち出社して」
XI「はい」
俺、役に立ったかな
とか思いながら会社を出ると
DH「あんた、今日の掃除のバイトよね」
YH「キムグループのネズミか」
とっさに逃げようとしたけど
ハンカチで口を塞がれ、俺は意識を失った
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きょんあ(プロフ) - 華雪さん» まじですか！ 超放置してすみません(TT) がんばります…！ (2017年3月4日 11時) (
レス) id: 17beb13cb0 (このIDを非表示/違反報告)
華雪(プロフ) - すごく面白かったです！社長カッコイイ(*^_^*)更新楽しみにしてます！ (2017年3月4日 7時) (レス) id: 42782c3b22 (このIDを非表示/違反報告)
きょんあ(プロフ) - ビョンれさん» 泣けます(T_T)ありがとうございます！サボらずがんばります！笑 (2017年2月14日 22時) (レス) id: 17beb13cb0 (このIDを非表示/違反報告)
ビョンれ(プロフ) - 楽しみにしていました！更新嬉しいです！ (2017年2月14日 22時) (レス) id: d37db8ff97 (このIDを非表示/違反報告)
きょんあ(プロフ) - ヨリさん» ありがとうございます、モチベ上がります(T_T)ヨリ様もお気をつけて！！ (2017年1月8日 17時) (レス) id: 17beb13cb0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きょんあ | 作成日時：2017年1月4日 18時
