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「ねぇ、ドヨンはどうなの？
好きでは無いけど、何度か寝てる女に傍にいてって言われるの。男の人は求められたいんじゃないの？」
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午前1時。閉店作業を終えたマスターもといドヨンと2人でお酒を飲みながら話をする
カウンターごしだったから全くわからなかったけど凄くスタイルが良い。足がすらっと長くて顔もかなり小さい。それに、かなりのイケメン。だけど、多分モテない
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DY「さぁ、そもそも男は求められたい生き物って思ってるの、それ女のエゴじゃない？笑」
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ほら、ドヨンは正論しか言わない
よく言えば素直で正直なんだけど、きっと女の子が言われたい言葉を言ってあげられない人だろう
……思ってもない愛の言葉を吐けるテンとは真逆過ぎる存在だ
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DY「なに、しかめっ面して。僕何か間違った事言った?」
「……はぁ、間違った事は言ってないけど」
DY「ほら。僕はAを期待させるような答えなんて言えない。」
「質問する人間違えた」
DY「嘘言われるよりましでしょ」
「……」
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お酒を口に運ぶドヨンを横から眺める。流石に2人っきりの空間で私の視線に気がついたのか嫌な顔をしながら、お酒を飲む手を止める
ちなみに言っておくが、私達は見ているだけで嫌な顔をされる程長い付き合いの仲なんかじゃない。先程まで、マスターと客、会って5時間ほどの仲だ
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DY「……なに」
「いや、ドヨンって勿体ないなって。黙ってればかっこよく見えるのに、喋ったらこれだもん
……ずっと思ってたけど、絶対モテないよね」
DY「うるさい、モテないのはAの方でしょ」
「え、私？やめてよ、顔はいい方だよ」
DY「ははっ、そういう所。全然可愛くない」
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ここまでハッキリ言われたのは初めてだ
確かにいつもそうだ。初対面の人にはそれなりにモテる。私の何も知らない人から告白されたり、何度かあった。だけど、そういう人達も時間が流れればいなくなる。きっと可愛くないからだろう
ドヨンは人に興味が無いようなフリして、よく見ている
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「ありがと」
DY「はい？」
「なんか、ドヨンと話してたら楽になった」
DY「…そ」
「また、来ていい？」
DY「うん」
「ありがと。じゃもう帰る。遅くまでごめんね」
DY「うん、初めに酔わないって言ったから送ったりしないよ。僕も眠いし」
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最後までドヨンは期待を裏切らない
けどドヨンといた時間は楽しかったんだ
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jfpzGmohs5(プロフ) - これっめもしかしてHey!Say!JUMPの歌だったりしますか！？！？ (11月13日 23時) (
レス) id: 5451b6343b (このIDを非表示/違反報告)
みんみん(プロフ) - どのお話もとっても素敵です…楽しく読ませていただきましたありがとうございました (2023年3月8日 5時) (レス) id: 708a20f575 (このIDを非表示/違反報告)
由利(プロフ) - なんかマークの話エモくて（？）泣きました（ (2022年8月12日 23時) (レス) id: 236b7ecb2d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まなこ
| 作成日時：2022年1月14日 15時
