作曲家ヌナ 【TXT】

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TH「who you ね なるげど なわ がとぅん あぷみん ごるっか〜♪」


TH「しむじゃんうん でほんらん But I love it 〜♪」

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あの日ヌナに教えて貰った通り、不安定な気持ちを少し残したままだんだん楽になっていく感じを表現しながら歌う


あれから2週間、メンバー全員Aヌナのおかげでイメージが掴めたことによりヌナの歌をさらに生かせてきている


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SB「わぁ、テヒョナ。毎日上手くなってるね」


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いつの間に練習室に入ってきたのか、先程まで自分1人だったこの場所にスビニヒョンが入ってきていてそんな事を言った


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TH「んー…やっぱり高音になればなるほど強弱つけるのとか難しいですし…まだまだですよ」


SB「だよね。でも本当に上手くなってる！僕も頑張らないとな…」


TH「Aヌナのおかげで、皆、上手く表現できるようになってるのは事実ですよね。笑」


SB「はぁ、本当にあの子は恐ろしい子だよ。才能はある、凄いなーって思ってたけど、まさかここまでなんて。笑」


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スビニヒョンが俺の知らない、スビニヒョンだけが知っているAヌナの過去を思い出し笑いする


スビニヒョンは知ってて当たり前なのに、それだけの事が羨ましくてたまらない


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TH「…スビニヒョン。ヌナっていつ頃から作曲とかしてたんですか？」


SB「んー、小さい頃から既存の曲を歌うって言うより自分オリジナルの歌を適当に作って歌ってるような子だったんだよね

でもちゃんと譜面上に表すようになったのは中学校に入学する少し前だったと思う。そこからは暇さえあれば曲を書いてみたいな感じ」


TH「…すごいですね

ヌナこの前も平日にここ来てましたけど、学校は？」


SB「えーっと、高校に入る時には作曲だけをしたいって通信制の高校にしてる。だから平日にも普通に来たし…というかあの子は作曲さえできればいいからちゃんと勉強してるのかは謎だけど。笑」


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作曲家とアイドルの仕事は少し似ているかもしれない


なりたい人なんていくらでもいる。幾ら曲を作って、幾ら練習を重ねてもそれがステージの上で披露されるものはほんの僅か


もし運良くその場所に辿り着いたとしても、世間からの興味が向かなければそこで終わり


でもアイドルは若いのが命だが、作曲家は違う。若いほど難しいもの。

そう思えばヌナは本当に凄い人だ

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