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8. ページ9

渋谷side.






急性骨髄性白血病。



その可能性が非常に高い。



お仕事はしばらくお休みしていただきたい。






淡々と話を進める先生。





横「……わか…りました、」





今すぐにでも治療を始めないと、



命が危ないということ。



自覚症状はきっとあったはずだということ。




全部全部、俺らが気づいてあげれへんかったせい。



そう思った。






部屋から出ると、



真っ暗闇につつまれた病院。






悔しくて、情けなくて、弱くて



渋「うわあああっ!!!!!なんでやねんっ!!!!



っ!!!…なん、…で!!!なんでっ!!!!!」



気がついたら頭を壁に叩きつけとった。



ヒナは、




後ろから強く抱き締めてくれた。




ヨコは、



少し離れたところで俯いていた。








錦「なあ、横山くん。大倉大丈夫やんな、?!」



ヨコに泣きつく亮の姿。



錦「村上くん…?すばるくんっ!!!!



大倉死んだりせぇへんやんな!?!?」




俺らは、



そんな簡単な質問に、



頷いてやることも出来へんかってん。

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作者名:ぱん | 作成日時:2019年4月6日 18時

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