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絶対に振り向いてもらう ページ5

『あー眠い、帰りたい。』


登校した途端思う。学校行くのめんどくさ、

今日の授業は何だろなと思いながら席に着く。


友人が話しかけてくる。

「Aちゃんおはよー昨日また実技来なかったでしょ!」

『ごめんごめん、ちょっとした人助けしてたから。』


どや顔をしながら言う、何それーと笑っている。

その後はしっかり授業した。


医学が得意なのでそれをよく活かしている。


昼休みになった途端後ろから話かけられた。

「Aさんちょっといいかな?」


『おーどした優等生くん何か用?』

「ちょっとお礼したくて、っていうか優等生くんじゃないから。」


お礼してくれるならついていこう。

着いたのは校舎裏だ、何で?


『えーと、イフリートくん何で校舎裏?なんか気に触ることした?』

「そういうんじゃなくて、その、昨日はありがとう。おかげで助かったよ。」

『いいよいいよ、お役に立ったなら、』


「それでこれあげる、」

彼はそういうとあるものを出す。

そう、私の好きなお菓子だ。

『えっくれるの?嬉しい!』


小遣いが少ないのでありがたい。

猫耳がぴこぴこ動いていしまう。

『ありがとう!イフリートくん!』


笑顔で笑うと顔を真っ赤にした。

「いや、そんなに喜んでもらえてよかったよ、それともう一個いい?」

『なになに、何でも言ってよ、』

「好きです!僕と付き合ってください!!」


私のなかで一瞬時が止まった、まさかの告白だ。


『えっとその、ごめんそれには答えられない。』


それだけ言うとその場を去る。

逃げました☆









やっぱり駄目だったかぁ、

駄目もとだったけどそれでも悲しい。


僕に向かって見せてくれたあの笑顔。


彼女はクラスの中でも有名で、綺麗な顔をしているからたまに告白されている所も見る。

笑うときはたまに見るがこんなに綺麗に笑っている所は初めて見た。


こんなの落ちないわけがない。

もっと彼女の笑った姿が見たい。


「おい、大丈夫か?いきなりAさんとどっか行くからびっくりした、」


「なんだ、ツムルか、」



「悪かったな、俺で」

「それよりツムル、僕好きなヒトできた。」

 
そう言うとツムルは目を輝かせた。

「えっ!まじ!あのお前が!?相手はだれ!?」


「Aさん。」

「嘘だろ、競争率めっちゃ高いぞあのヒト、」


やっぱりそうだよねぇ

「だからツムルアドバイス頼むな、」



僕は絶対あのヒトの恋人になってやる。

僕じゃないんですか→←出会い



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作者名:天音 | 作成日時:2023年8月25日 22時

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