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僕今凄い幸せ ページ12

前の生活から変わった。

まずエイトくんと付き合った。


そして今彼は私の後ろにいる。

『エイトくん甘えすぎじゃない?』

「いいじゃないですか、付き合ったんだから、」


棚の整理をしているところを後ろから抱きしめられている。

今は放課後で彼の仕事も終わっている。

『エイトくんこれ上の棚にしまって。』

「分かりました、」


言うことを聞いてくれるのでありがたい。

改めて彼の身長が大きいなと思う。


「ところで今日また家に泊めてくれませんか?」

『またー?いいけどさ、』
 
彼と付き合ってから毎回のように家に来る。

イチャつく時間が少ないらしい。


『エイトくん私少し職員室に行ってくる、』


薬の在庫の報告だ。

「僕も行きますよ、」

『すぐ終わるから待ってて。』


そう言うと離してくれた。

寂しそうな顔をしているのですぐに帰ってこよう。





『失礼しまーす、薬の報告でーす。』

「はいはいお疲れ様、今日はもう上がっていいよ、」


バラム先生がそう言ってくれた、あざす。

すると横からライム先生が話しかけてくる。

「A先生最近どうですか?」

『彼とですか?順調ですよ。』


「どこまで進みました?」


大胆な質問だな、

『そうですね、手を繋いだり抱き合ったり、』


するとえー!という声が響く、何かおかしいこと言ったか?

ダリ先生やツムルくんが集まってくる、何なんだ。

「えっ、ホントにそれだけ?もっとないわけ?」

『一緒に出勤したりするよ、』


「キスとかは?」

『まだです。』


「一緒に寝てるよね?」

『ベッドは別です。』


また驚く彼ら、ライム先生が深刻そうな顔で言う。


「A先生、もっと攻めましょうよ!」


『なるほど?』

たくさんのアドバイスをもらい職員室から出る。

まずはキスすればいいんだな、





『エイトくん帰ろ〜』

「遅いですよ、」


確かに少し遅れたな、申し訳ない。

無事帰還し、いつも彼といるリビングでくつろぐ。

最初はおろおろしていた彼だが、何回も来たから慣れたようだ。


すると彼はソファーに座りこっちを手招きする。

彼の股の間に座る、優しく抱きしめる彼。


私の肩に頭をグリグリする、ちょっと痛いな。

『私の恋人は甘えただなぁ、』
 

そう笑いながら頭を撫でる。


「やっと付き合えたんですよ、そりゃ甘えますよ。」

なんか容赦がないなぁ。

私は思った今ならキスできるんじゃないか?

それは反則→←独占したい



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作者名:天音 | 作成日時:2023年8月25日 22時

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